■『ラディアント・ベイビー』#1■
今も世界で愛され続けているポップ・アートの先駆者、キース・ヘリング。
美術界に多大な影響を与え、わずか31歳で亡くなった彼の生涯を、疾走感溢れるロックミュージックで綴ったミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・へリングの生涯~』が、まもなく日本初上陸します!
彼の代名詞でもある〈ラディアント(光り輝く)・ベイビー〉のイラストは、あまりにも有名です。
物語は、キースと、彼を取り巻く3人の仲間をメインに進んでいきます。
キース・ヘリング(柿澤勇人)
...物語の主人公。地下鉄構内にチョークで絵を描く活動で一躍有名に。
ツェン・クワン・チー(平間壮一)
...キースの生涯の友人となる写真家。
アマンダ(知念里奈)
...キースを献身的に支えるアシスタントにして、友人。
カルロス(松下洸平)
...クラブのDJで、キースの恋人。
芸術と向き合い、生き急いだキース・ヘリングという芸術家のまばゆくも切ない人生、そしてキラキラしたサウンドが印象的な作品。
キースに扮する柿澤さんはじめ、実力派俳優の共演で贈る日本初演は一体どんな舞台になるのか、今から楽しみです。
3月某日、本作のPR用音源のレコーディングが行われると聞き、取材に行ってきました!
レコーディングに参加したのは、メインキャストのこの4名。
△左から 知念里奈、平間壮一、柿澤勇人、松下洸平
事前に音楽監督の前嶋康明さんから説明が。
多少の歌詞の変更や、パートの確認をしています。
レコーディングブースに移動。
4人"せぇの"で録るんですね!
カメラに向かってふざけてみせる柿澤さん...。
サングラスじゃないですよー。
そしてカッコつけたポーズで歌うフリも。サービスショット、ありがとうございます!
...なのですが、皆さんから「そこ(マイク)、一番触っちゃいけない場所だから!」のツッコミ付き。
ここで収録したのは、最後の感動的なナンバー『STAY』。
"ここにいたい"という歌詞が印象的!
皆さん力強いハーモニーですが、前嶋さんからは「ここのところ、あと紙一枚、(音程を)上に」といったような細かい指示が入っていきます。
少しタイミングが合いづらかった場所では、松下さんから「録音をいっぺん無視して、みんなで目を見ながらやってみていいですか?」という提案があったり。
△ガラス越し・ブース内の柿澤さん
20回ほど録ったでしょうか...。
「いいじゃん!」という納得のテイクが録れました!
皆さん思い思いの方向を向いていますが...。
録ったばかりの音を聴いているところ。
その後、知念さんがひとりでブースに入り、ソロパートを収録。
知念さんの包み込むような声が、優しいバラードにぴったりなんです。
こちらは文句のつけようがないという感じで、サクッと録り終わり...。
そして柿澤さんひとりでもう一曲、今度はロック感満載のノリの良いナンバー『Draw Me A Door』を収録。
こちらも、もうすでに一発歌った時点で、「あれ...?いいんじゃない...?」みたいな雰囲気に。
多少の微調整をし、わずか3テイクでOKでした!
皆さんから「素晴らしい!」の声。
結果、予定より1時間以上大幅に巻いて、収録終了!
この時収録したナンバー、公式HPに早速UPされていますので、ぜひご覧ください!
最後に皆さんに決めショットも頂きました!
もう少し、収録の合間の皆さんの横顔も...。
スタッフさんから渡された、分厚い資料(宿題です!と言われてました...)に目を通している柿澤さん&松下さん。
「初めまして...ですよね?」と言う知念さんに、
「いえ、(この作品の)撮影の時に...」と返す松下さん。
「そうだった!あの時は全然話せなかったから...」と慌てる知念さんに、松下さんは「初めまして、ってことにしておいた方が、良かったでしょうか(笑)」とフォロー。優しい。
柿澤さんと平間さんは、お絵かきをし始めました。
(どうやら以前はヒドかったようですが...)先日、柿澤さんがツイッターにあげたキース風のイラストがすごく上手い!という話になり、その絵をケータイで確認する松下さん。
「すごいじゃん!成長してる!」と、アート男子・松下さんからお褒めの言葉も!
ちなみに、ウワサの柿澤さんイラスト@ツイッターはコチラ→★
こんなポーズも頂きました♪
『ラディアント・ベイビー』、げきぴあでは開幕まで様々な情報をお届けしていく予定ですので、お楽しみに!
取材・文・撮影:平野祥恵
【公演情報】
・6月6日(月)~22日(水) シアタークリエ(東京)
一般発売:4/2(土)
★プレリザーブ受付決定★
3/23(水)11:00~3/28(月)11:00