宝塚歌劇花組公演『エリザベート』東京公演、開幕!

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宝塚歌劇花組公演『エリザベート -愛と死の輪舞-』東京公演が10月11日、東京宝塚劇場で開幕した。宝塚歌劇団のみならず、日本ミュージカル界においても屈指の人気を誇る作品。宝塚では1996年雪組での初演以来上演を重ね、これまでの観客動員数192万3千人を誇る人気レパートリーとなっている。
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物語は、美貌のオーストリア皇后・エリザベートと、彼女を愛する黄泉の帝王トート(死)の愛憎劇。8度目となる今回は花組の新トップスター、明日海りおのお披露目公演。端整な顔立ちの正統派スターとして人気を博す明日海の演じるトートは、持ち前の美しさから醸し出される神秘的でクールな妖しさと相反するかのように、表情豊かに激しくエリザベートを誘惑する。本作の作曲家であるシルヴェスター・リーヴァイも「パーフェクトなトート」と明日海のトートを絶賛した。
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初日直前、舞台稽古後に明日海・蘭乃が囲み取材を開いた。スペシャルゲストとしてリーヴァイ氏も登場。
その模様をレポートする。


明日海りお&蘭乃はな 囲み取材

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――初日に向けてひと言。

明日海「いよいよ東京で『エリザベート』が開幕します。まだ少し緊張気味なのですが、初日のお客さまもたくさん来てくださると思いますので、心を開放して、組子一丸となって取り組んでまいりたいと思います」
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蘭乃「いよいよ東京で、明日海さん率いる新生花組のお披露目となります。花組生の一員として力を尽くせるように頑張りたいと思います」
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リーヴァイ「宝塚歌劇団による『エリザベート』というのはすでに18年の年月を重ねてきていますが、今日拝見して、まったくエネルギーを失うことなく、さらに力を増していると感じました。また、宝塚歌劇の公演は、実際のミュージカルが終わってからレビューがありますが、その形は他に類を見ないものです。皆さんが劇場を後にする前にそういう時間をさらに楽しめるのは素晴らしいと思います」
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「おはようございますみなさん、お元気ですか?」と日本語で挨拶をしながら登場したリーヴァイさん。


――キャストの印象、また全体の印象は?

リーヴァイ「まず何と言っても明日海さん(トート)。特に彼女はカリスマ性があってまさにこの役に必要なファンタスティックな雰囲気を持っている方です。歌も踊りも素晴らしい、パーフェクトなトートだと思います。
またエリザベートというのは当時最も美しい女性のひとりに数えられた人。蘭乃さんはその女性を体現するに相応しい美しさをもった女性だと思いますし、雰囲気が役に合っている。今の時代の人々にあの時代の片鱗を感じさせてくださる方だと思いました。
ルキーニ(望海風斗)は、ご存知のように物語を最初から最後まで語っていくわけで、その力強さが必要なのですが、適役だと思いました。
フランツ・ヨーゼフ(北翔海莉)はまさにその役割に相応しい登場をされますし、なんといっても素晴らしい声をお持ちでした。
ルドルフ(芹香斗亜/柚香光。この際の舞台稽古は柚香)も素晴らしい雰囲気を持って演じてくださっていました。
花組全体が新鮮さを醸し出しており、振付や照明、舞台全体を通して素晴らしかった」
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――繰り返し上演されている人気作で、様々なスターがトートを演じています。"ここが明日海りおのトートだ"というところは。

明日海「先生にいろいろ見て頂き、動きや稽古などをつけていただいたのですが、私自身があまり感情の起伏が前に出にくいタイプの人間なので、その逆で激しく、トートの心の揺さぶりを前面に出していきたいなと思って作っています。それが強烈に見えてもいい。エリザベートが死を拒否したり求めたり...というバランスが取れるよう、いろいろ考えながらその日ごとに図りながら作っています」
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――蘭乃さんはサヨナラ公演です。

蘭乃「卒業公演ではあるのですが、日々エリザベートを演じることで精一杯ですし、花組としてはこの公演から新しい花組が始まります。組子の一員として、私がエリザベートを毎日集中して演じることで、皆さんのお芝居や、花組全体のクオリティが高められるよう、毎日必死に演じております」



取材・文・撮影:平野祥恵

【公演情報】
11月16日(日)まで上演中 東京宝塚劇場

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