現在7月21日まで東京・サンシャイン劇場で上演中のTAKUMA FESTIVAL JAPAN『夕』。
あの名作「夕」、タクフェスで新たなる魅力を得て、
東京セレソンDXの名作「夕」が、タクフェス第2弾の作品として
長崎とある海辺の町で育った幼馴染み、夕ともっちゃんを中心に、
家族や友だちが紡ぎ出す物語、が決して派手にならず、
夕はもっちゃんに淡い恋心を抱いているのに、うまく伝えられず、
一方のもっちゃんは夕の友人である薫に憧れていて、
もう、絵に描いたような甘酸っぱい青春群像、なのだが、
現実味を感じさせて、
宅間孝行の明るいだけではない、微妙な心の揺れを感じさせる「
舞台の上でもひときわ存在感がある。
そこに絡んでくる、「夕」を演じる内山理名と「薫」
かわいらしさや美しさはもちろんのこと、
共演者たちも、それぞれの持ち味があり、
よくあるお話、のように思わせながら、驚くような仕掛けがあり、
あふれる涙をこらえるのは難しいだろう。
誰にでも、「言いたかったのに言えなかったこと」はあると思う。
前回のタクフェス第1弾をご覧になった方にはおなじみの、
まるでライブハウスのようなのりで、キャスト、
感動すること、涙すること、
ぜひとも、劇場に足を運び、その目で確かめ、心で感じて欲しい。
新潟、大阪、名古屋、宮城公演も控えております。
日本の古き良き時代を感じつつ、笑い、泣き、感動をどうぞ!