げきぴあブログをご覧のみなさま、はじめましてorご無沙汰しております。
FUKAIPRODUCE羽衣です。
来る2014年6月7日より、伊丹と東京で、「耳のトンネル」を上演する運びとなりました。ぜひ、その素敵なキャストの皆さんを、ご紹介すべく、げきぴあブログFUKAIPRDUCE羽衣ver、復活でございます。
総勢、14名のキャストを、これまた個性的なキャストがそれぞれの目線で紹介してまいります。ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
初回は、FUKAIPRODUCE羽衣主宰の深井順子が、枡野浩一さんをご紹介いたします。
「耳のトンネル」のチケットは絶賛発売中です!
初めて枡野さんを知ったのは短歌、でした。
寺山修司の短歌がすごく好きで短歌の世界に憧れがあって、それで枡野さんを知りました。
枡野さんはきっと忘れてしまっただろうけれど、ドラえもん短歌、というのに応募して、枡野さんにその短歌についての言葉をもらって、うあ、厳しい、と思ったことは覚えていて。
だからすごく恐いひと、って思ってたら、そんなことはなくてゆるゆるとゆるやかで、でもそれって羽衣を楽しんでいてくれてるからなんだなあ。
糸井くんの世界って、必要のないひとにはどうでもよい世界で、とあたしは思っていて、でもないとこの世の中って救いがないんじゃないか、とも思っていて、そんな中で枡野さんと会ったからあたしが思うのは間違いじゃないんだと確信しました。
枡野さんはいつまでも少年のようでそれって心が幼いってことじゃなくて、どこまでも達してるから、少年に見える、感じです
足りないことがあって、あたしはいつもそれで落ち込んだりしてるのだけど、枡野さんと話しててそれはありません。
なんか逆になっちゃう。
あたしはこの世にいて、必要とされてる。
勘違いかもしれません。
でも、そう思えるひとと出会えた喜びは、なんとも言えません。
出会ってしまった。
にこにこと町を歩く枡野さん、詩人歌人というコンビを組んでる芸人の枡野さん、そしてもちろん歌人の枡野さん、そうして羽衣で必死に、踊りを覚えている枡野さん、そのどれもが素敵できらきらしてて、だから少年なんです。
枡野さんは嘘をつかない。
言葉とか態度ってことじゃなくて。
あたしは枡野さんを信じています。
羽衣、やっててよかったなあ。
枡野さん、この世にいてくれて、ありがとう。
羽衣、よろしくお願いいたします。
汗、いっぱい、かきましょう!
公演日程:2014/6/7(土) ~ 2014/6/22(日)
会場:AI・HALL(伊丹市立演劇ホール) (兵庫県)、吉祥寺シアター (東京都)
[作・演出・音楽]糸井幸之介
[出演]深井順子 / 日高啓介 / 鯉和鮎美 / 高橋義和 / 澤田慎司 / 伊藤昌子 / 西田夏奈子 / 並木秀介 / 加藤律 / 幸田尚子 / 金子岳憲 / 内田慈 / Sun!! / 枡野浩一
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