2014年5月 1日アーカイブ


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傑作小説が舞台化!多部未華子が蜷川演出に挑む

世界的なベストセラーで、2010年に映画化され話題となった、カズオ・イシグロの小説『わたしを離さないで』が、蜷川幸雄演出により舞台化される。ある運命を抱えながら寄宿学校で育った男女3人の、揺れ動く感情、関係性の変化を鋭く描いた作品。その中で、主人公・八尋を演じる多部未華子が、本作に挑む心境を語ってくれた。

本作は蜷川自身が好きな作品で、多部をはじめ、共演の三浦涼介、木村文乃の3人とも、蜷川が希望したキャスト。多部も「いつかご一緒させていただきたいと思っていた」と話す。「蜷川さんの舞台は、舞台に立っている方全員がイキイキしているように見えるし、難しい作品でも視覚的に素晴らしいので楽しくなりますよね。私もいつか、蜷川さんの舞台に立てたらいいなと思っていたので、早い段階でそれが叶ってすごく嬉しいです」。

多部は野田秀樹原作の『農業少女』、宮本亜門演出の『サロメ』、松尾スズキ演出の『ふくすけ』に続き、約1年8ヶ月ぶりの舞台出演。久しぶりの舞台に「課題がいっぱい」と苦笑い。「発声、キャラクター作り、感情の出し方、舞台に立ったときの基本的なことからすべてが課題です。でも、一番最初に、蜷川さんが何をやってもいい自由な空気を作ってくださったので、とにかく感じたまま演じています」。

小説をもとに、脚本家・倉持裕が舞台を日本に変えて描いた本作。多部は、原作を読み、映画も観たうえで舞台に挑んでいるという。「舞台では、物語の流れや感情の揺れ動く様子などの、原作の持つ良い部分を大事にしていると思います。舞台美術や空間作りは蜷川さんならではの雰囲気で、良い意味で原作のイメージを覆しているのではないかな。ビジュアル面でも面白いなと思っていただけたら嬉しいです」。

また、演じる八尋については「感情を抑制している女の子」と捉える。「喜怒哀楽があまりなくて、感情に波がないんです。それを舞台で観ると、すごく単調になってしまうのではないかなと思うので、心の中にある苛立ちや悲しみをどう表現していくか、稽古で探っていきたいと思います。蜷川さんからは、何かを背負っている雰囲気を出しながら、青春時代の若者らしく、ハツラツと演じてほしいと言われているので、その空気感を大事にして演じていきたいですね」。過酷な運命に翻弄されながらも、しっかりと舞台で生きる彼らの姿に、生きることについて考えずにはいられないだろう。
 
取材・文:黒石悦子



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今年、デビュー40周年を迎えている世界的ポップグループABBA
そんな彼らの名曲が散りばめられたミュージカルと言えば、『マンマ・ミーア!』
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撮影:下坂敦俊


物語はエーゲ海の小島を舞台に、シングルマザーとしてひとりで娘を育てあげた母親、20歳で結婚をしようとしている娘、このふたりの母娘を中心にした騒動を賑やかにハートフルに描き出すもの。
既存の音楽を使用する「ジュークボックス・ミュージカル」でありながら、このストーリーのためにこの楽曲が作られたのかと思えるほどに、音楽がマッチしている物語の巧みさ、
さらに必ず客席が総立ちになる熱狂のカーテンコールなど、ミュージカルの良さがたくさん詰まったステージです。

1999年にロンドン・ウエストエンドで開幕、2001年にはブロードウェイで開幕。
両公演とも現在もロングランを続けているヒット作。
日本では2002年12月、電通四季劇場[海]のこけら落としとして開幕しました。

この作品が日本上陸から11年半にして初めてCD化、4月30日についに発売になりました!
Shiki14050101.jpg劇場での臨場感をたっぷり味わえるライブ録音版です。(2014年3月8日、9日に収録)
オーヴァーチュア、アントラクト(間奏曲)含め本編の全24曲、さらにカーテンコールの『マンマ・ミーア』『ダンシング・クイーン』『ウォータールー』の3曲もしっかり収録!

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げきぴあブログをご覧のみなさま、はじめましてorご無沙汰しております。

FUKAIPRODUCE羽衣です。

来る2014年6月7日より、伊丹と東京で、「耳のトンネル」を上演する運びとなりました。ぜひ、その素敵なキャストの皆さんを、ご紹介すべく、げきぴあブログFUKAIPRDUCE羽衣ver、復活でございます。

総勢、14名のキャストを、これまた個性的なキャストがそれぞれの目線で紹介してまいります。ぜひ、お読みいただけますと幸いです。

初回は、FUKAIPRODUCE羽衣主宰の深井順子が、枡野浩一さんをご紹介いたします。


「耳のトンネル」のチケットは絶賛発売中です!


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