■劇団四季創立60周年 特別連載■
去る9月17日、劇団四季『リトルマーメイド』出演キャストが、新宿タカシマヤ内ディズニーストアの1日店長に就任する、と聞いてその様子を取材してきました。
『リトルマーメイド』は、今年4月に劇団四季創立60周年ラインナップの目玉として開幕した、待望の最新作です。
現在も連日大盛り上がり、チケットぴあでも年内のチケットは予定枚数終了という人気っぷり!
このイベントは、その大人気作『リトルマーメイド』劇団四季版CDの発売を記念してのイベント。
1日店長に就任したのは、アリエル役・谷原志音さんとセバスチャン役・飯野おさみさんです。
最初に、ふたりのミニトークショーがありました。
「アリエルは子供の頃から大好きなキャラクターで憧れの存在でした。それを今、舞台上で演じることができて本当に幸せです」と谷原さん。
飯野さんは「セバスチャンは彼女が演じているアリエルのお目付け役というか、お世話役を仰せつかっているカニです。本当は宮廷の作曲家なんですが。とっても楽しく演じております」とご挨拶。
そして、CD収録に際してのエピソードを問われたふたり。
「わりとCDの時はスムーズに録音できたんです。これといった失敗とか面白いエピソードがないんだけど...なんかあります?」と飯野さんからの振りから...
谷原「初めてだったから逆に緊張せず、淡々とできた感じがします」
飯野「なんか前の日にいっぱい食べちゃったって聞いたよ?」
谷原「前の日、ニンニクを食べ過ぎて...喉にいいから」
飯野「いい声出そうと思ったんだ。それでおなか痛くなったって?(笑) でも本当にスムーズにいって、みんなほとんど、1回か2回歌っただけでOKが出て、とても楽しく収録できて、すごくいい出来になっていると思います。僕も毎日車で聴いています。彼女のアリエルの歌がね、とっても素敵でいつも癒されています」
谷原「私は自分の声を聴いたら気持ち悪くなります...」
飯野「そうなの? 自分の声、キライなの?(笑) 僕もね、自分の歌、あまり聴くの好きじゃなかったんだけど、今回のCDはとってもいいんだよね。だから毎日聴いてる。今までも『キャッツ』とか『アイーダ』とか、いろいろCDを録っていますが、あまり聴きたくないんだけど、今回は毎日『アンダー・ザ・シー』とか『キス・ザ・ガール』とかの自分の歌声も、楽しく聴いております。あと彼女の『パート・オブ・ユア・ワールド』もすごくいいしね。もうねぇ、いつも他のところを全部飛ばしても、彼女の声を聴いてる!皆さんもぜひ聴いてくだい!!」
と、収録裏話からのアピールをしていました!
このトークショーの間、BGMに『リトルマーメイド』のCDが流れていたのですが、飯野さん、「ついつい歌っちゃうよね!」と、バックに流れている『アンダー・ザ・シー』にあわせて歌ったりもしていて、本当にこの作品がお好きなんだなーというのが伝わってきました。
その後は、CD購入者との握手会も。
舞台写真と、CD収録風景の写真パネル展示もありました。
ミュージカル『リトルマーメイド』は東京・積水ハウスミュージカルシアター 四季劇場[夏]にて上演中。
現在は2014年3月30日(日)公演分まで、チケット発売中です。
(近々の公演は予定枚数終了しています)
取材陣から「アリエルっぽいポーズと、セバスチャンっぽいポーズを取ってください」と言われたおふたり。
ささっとカニさんピースをする飯野さんを見て、「いいなぁ、セバスチャンはわかりやすくて...アリエルっぽいポーズ...?」と悩みながら、ハートマークを作る谷原さんでした。...可愛いっ。