劇団四季オリジナル・ミュージカルの傑作『夢から醒めた夢』、開幕

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■劇団四季創立60周年 特別連載■


赤川次郎の同名小説を舞台化した劇団四季ミュージカル『夢から醒めた夢』が7月21日、東京・四季劇場[秋]にて開幕した。
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劇団四季のオリジナル・ミュージカルの中でも屈指の人気を誇る本作は1987年に初演、これまでの国内通算公演回数は1740回以上を記録している。好奇心旺盛な少女ピコが、交通事故で命を落とした幽霊の少女マコと一日だけ入れ替わる約束をしたことから起こる物語で、ピコの冒険を通して生命の大切さや、人を思いやる優しさなどが描かれていく。開演前には出演者が大道芸などを披露するロビーパフォーマンスもあり、一歩劇場に足を踏み入れた瞬間から、ワクワクが始まる。劇場は夢の世界である、そんなことを改めて感じさせてくれる、珠玉のミュージカルだ。

今回、ピコ役を演じる岡村美南は、開幕に際し「幼い頃、初めて観た劇団四季の舞台が、地元富山で上演された『夢から醒めた夢』でした。その思い出深い作品に出演できることを、大変光栄に思います。この作品は、生きる喜び、親子の愛情、命の尊さなど様々なことを教えてくれます。そのメッセージをしっかりとお伝えできるよう、一回一回の公演を丁寧に演じたいと思います」とコメント。大切なことを心に深く届けてくれるメッセージ性に加え、美しい夜の遊園地のシーンや、アクロバティックなダンス、カラフルな色使いのステージなど視覚的にも楽しい本作は夏休みシーズンにもぴったり、ぜひファミリーで味わって欲しい作品だ。

公演は9月1日(日)まで、四季劇場[秋]にて。
チケットは発売中。

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