3月13日(水)より銀座博品館劇場にてニコニコミュージカル第10弾『音樂劇 千本桜』が上演されます。
2011年9月にニコニコ動画で公開されてから、今年1月で500万再生数を超えた、初音ミクの歌う「千本桜」(作詞・作曲:黒うさP/イラスト:一斗まる)。ボカロ楽曲における再生回数の最短レコードを更新し続けるだけでなく、カラオケや着メロで1位を獲得する等、10~20代を中心に圧倒的に支持されています。
この楽曲を原作とし、黒うさP・一斗まるさんの作り上げた世界観をそのままに、舞台用に脚色した作品が『音樂劇 千本桜』です。
主演を務めるのはアーティスト・俳優としてライブ・ドラマ・映画・舞台等、様々なフィールドで活躍する加藤和樹さん。ミュージカル「テニスの王子様」の跡部景吾など、様々なキャラクターを演じてきた加藤さんが演じるのは、本作では、"靑音海斗"。靑音海斗はもともとはVOCALOID「KAITO」として初音一家では重要なキャラクターとなっています。「千本桜」の世界ではこのKAITOが靑音海斗というキャラクターとなって原作動画に登場しています。今回の舞台ではこの靑音海斗が主役を務め彼を中心としたストーリーが展開します。
そして、初音未来を演じるのは、石田晴香さん!「趣味はniconicoを観ること」と自他ともに認める「niconico」好きである石田さんが、 「niconico」で圧倒的に支持されたボカロ名曲「千本桜」の舞台上に登場します。 VOCALOID「初音ミク」は「千本桜」では、初音未来となります。さまざまなキャラクターの側面を持つ初音ミク、石田晴香はどんな初音ミクを見せてくれるのか、期待が高まります。
今回の舞台では、VOCALOID人気キャラクターの「初音ミク」「鏡音リン・レン」「巡音ルカ」「KAITO」「MEIKO」、いわゆる初音一家全員が、勢揃いし大活躍しましす!クリプトン・フューチャー・メディアのご許諾をえて、めったに観られない大盤振る舞いとなりそう。
そんなニコニコミュージカル第10弾『音樂劇 千本桜』の稽古が2月11日(月・祝)に開始されました。
そこで、稽古開始初日に行われたキャスト・スタッフが勢揃いした顔合わせの様子をレポートでご紹介いたします!
【顔合わせレポート】
2月11日(月・祝)の昼過ぎ、都内某所にニコニコミュージカル第10弾『音樂劇 千本桜』の出演者・スタッフ一同が集まり、顔合わせが行われました。
製作発表で一部のキャストは顔を合わせましたが、ほぼ全員が揃ったのはこの日が初めて。顔合わせでは、「靑音海斗」役を演じる主演の加藤和樹さんから順に紹介。
「今回はボカロ楽曲の舞台化ということで、僕も分からないことが多いので、皆で助け合って、お互い高め合っていく舞台が創れればいいなと思っています」(加藤)。
続いて「初音未来」役を演じるAKB48の石田晴香さんが「舞台に出演して、演技をするというのは、実は今回が初めてです。そのため緊張していますが、皆さんに沢山意見等を頂いて、いいものを創り上げていけたらと思っています」と挨拶。
演出の茅野イサムさんは「最後まで皆で頑張って、いいものを作り上げましょう!よろしくお願いします!」と気合のコメントでその場を引き締めていました。
そして、プロデューサーの片岡義朗氏からは改めて『音樂劇 千本桜』の企画背景が語られました。「原作者の一人、一斗まるさんは、3月11日の東日本大震災を境に少しでも日本を元気づけられる作品にしたいと思い、日本への愛国心をめいっぱい詰め込んだイラストを描いたと聞いています。だから今回の舞台化にあたっても、国が荒れ果てたとしても、日本には華やかな、桜が咲く華やかな街並があるんだということが伝わるように描きたいと思いました。この作品の登場人物達にはこの国をどうにかしたいという気持ちが皆にあります」
顔合わせの後は台本の読み合わせが行われ、初めてとは思えぬ息の合った台詞のかけあいをみせていました。
今回の舞台では、ボカロ楽曲「千本桜」以外にも今回の舞台用に作曲されたオリジナル楽曲も歌う予定です。
また殺陣もあるとのこと。
3月13日の初日にどんな「千本桜」の世界が繰り広げられるのか、ぜひ舞台で確かめてください。
(C) WhiteFlame/一斗まる
(C) Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
<ニコニコミュージカル第10弾『音樂劇 千本桜』公演概要>
【日時】 2013年3月13日(水)~3月24日(日)全17ステージ(予定)
【場所】 銀座博品館劇場
【原作】『千本桜』 黒うさP/一斗まる
【原曲】 http://www.nicovideo.jp/watch/sm15630734
【演出】 茅野イサム
【脚本】 三井秀樹
【出演者】加藤和樹 石田晴香/富田麻帆 市川美織 長谷川愛/高崎翔太 鳥越裕貴 /湯澤幸一郎 小林健一/岸祐二 他
【あらすじ】
西暦2011年、和暦大正 100年。ここは今もなお大正時代が続く平行世界。
長きに渡る世界大戦は世界各地で起こる異常気急や大災害により停戦状態が続いていた。
旧帝都東京も『大正兇変』と呼ばれる大災害により、一時壊滅状態に陥るも、 その名称を新帝都『桜京』と改め、現在では人々のたゆまぬ努力の甲斐あって、 新帝都として奇跡的な復興を遂げつつあった。しかし光ある所には影が色濃く浮かび上がる。
大正兇変を境に生じた歪な世界。古式ゆかしい大正浪漫の風情をたたえるこの新帝都にも、 多数の怪現象や悪事が横行していたのである。
若き軍人・靑音海斗は、桜京の象徴『千本桜』を巡る陰謀に巻き込まれて行く...。
【公式HP】http://info.nicovideo.jp/nicomu/senbonsakura
3月に「千本桜」の小説も発売決定!
【タイトル】小説『千本桜』
【原作】黒うさP/WhiteFlame
【価格】893円
【発行】アスキー・メディアワークス
【著・イラスト】一斗まる
【発売日】3月9日
【発売】角川グループパブリッシング
(C) WhiteFlame/一斗まる
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