■『美女と野獣』東京公演千秋楽カウントダウン! 第11回■
千秋楽までの道のりを追っていました劇団四季『美女と野獣』、ついに昨日千秋楽を迎えてしまいました。
ちょっと寂しいです...。
今回の東京公演の開幕は、2010年7月11日。
大井町に新しく出来た四季劇場[夏]の、こけら落とし公演として開幕しました。
昨日までに計854回、2年6ヵ月のロングラン、観客動員数は72万人超。このロングラン記録は、日本初演時の記録(2年4ヵ月/836回)を抜き、作品史上最長・最多記録です。
劇場に向かう道中にハート型の模様がついていたり、りんかい線大井町駅の発車メロディが『美女と野獣』の劇中歌になっていたりと、町全体で『美女と野獣』を盛り上げていたのも、楽しかったですね。
千秋楽当日・1月27日は満員のお客さまの前で、「特別舞台挨拶」が行われました。
カーテンコールでは、「美女と野獣 千秋楽 2013.1.27」と書かれた、おなじみ、お皿型の看板が登場。
まずはルミエール役の百々義則さん。
「本日はご来場いただきましてまことにありがとうございます。2010年7月に開幕いたしました『美女と野獣』東京公演は、本日千秋楽を迎えました」とご報告。
「四季劇場[夏]のこけら落とし公演として開幕した本公演は、2年6ヵ月、計854回の公演を重ね、70万人以上のお客さまにご来場いただきました」とガストン役の野中万寿夫さん。
続けてミセス・ポット役の早水小夜子さんが
「これほど長きにわたり公演を続けてこられましたのも、ひとえに皆様のあたたかいご支援のたまものと、出演者、スタッフ一同、心より御礼申し上げます」と感謝の言葉を。
さらに、コッグスワース役の青羽剛さんが
「3月からは札幌での公演が決定しております。ここ、東京でいただいたご声援を胸に、札幌でも精一杯舞台をつとめてまいります。なお、この四季劇場[夏]では4月7日より、ディズニーの新作ミュージカル『リトルマーメイド』が開幕いたします」。
(余談ですが、『リトルマーメイド』の製作発表レポートも、後ほどげきぴあにUPします!)
最後に再び百々さんが
「どうぞ、これからも変わらぬご支援・ご声援をたまわりますよう、よろしくお願い申し上げます。2年半のあいだ、まことにありがとうございました!」と締めました。
こちらはビースト役、佐野正幸さん。
ベル役、坂本里咲さん。
拍手はなかなか鳴り止まず、カーテンコールは繰り返されます。
何度かカーテンコールが続いたのち、幕の前に、メインキャストの方が登場。
ひとりずつ一礼し、感謝を客席に伝えていきます。
そして再度、幕が開くと、ビーストのお城の中にセットが変わっていました!
セットが変わっても、相変わらず拍手は鳴り止まず。
今度は幕の前に数名ずつ登場。
ガストン・野中さんと、ルフウ役の布施陽由さん。
ルミエール・百々さん、ミセス・ポットの早水さん、コッグスワース・青羽さん。
最終的に拍手は15分近く続いていました!
客席の皆さんの『美女と野獣』への思い、愛情も、伝わりましたよ!
『美女と野獣』、東京公演は幕を閉じましたが、この後札幌での公演が決まっています。
札幌公演は3月3日(日)に北海道四季劇場で開幕。6月16日(日)公演分まで、現在チケット発売中です。