劇団四季のミュージカル『ライオンキング』東京公演が12月20日、上演14周年を迎えました。
ディズニーの同名アニメを舞台化した本作は、日本では1998年に四季劇場[春]のこけら落とし公演として開幕。以降今にいたるまで、ロングランを続けています。
20日時点の総公演回数は4866回、観客動員数は525万人。
同一劇場でここまでのロングランを続けているのは、日本では唯一『ライオンキング』だけです。
...とさらりと書きましたが、14年って凄いですよ。
『ライオンキング』の主人公シンバと、ヒロイン・ナラは第一幕の大半は子役が演じていますが、以前子役として『ライオンキング』に出演していた子どもが大きくなって、劇団四季に入団、大人の俳優として同作に出たり...なんてことも起きています!
さて、14周年の記念日となったこの日は出演者によるスペシャルパフォーマンスが行われました。
シンバ役:飯村和也さんは「1998年12月20日に開幕しました『ライオンキング』東京公演は本日、14周年を迎えました。これもひとえに、作品を愛し、育んでくださったお客様のご支援の賜物と、出演者、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。これからも皆様のご期待に添えるよう、誠心誠意、舞台を務めてまいります。皆様、どうぞより一層のご声援を賜りますよう、お願い申し上げます」と感謝の言葉を客席に伝えました。
またこの日はスペシャルゲストとしてフジテレビ新人アナウンサー杏梨ルネさんが来場。
杏梨さんは漫画家の江川達也氏がデザインを手がけた、CG映像によるデジタルアナウンサーです。
今年10月に入社した杏梨さん、局外での仕事はこれが初とのこと。
『ライオンキング』を初観劇した杏梨さんは「東京公演14周年おめでとうございます! オープニングで『サークル・オブ・ライフ』の音楽とともに、動物たちが出てきたとき、感動で鳥肌がたちました。私は、音楽が大好きなのですが、生のステージって、本当に素敵ですね。作品のテーマ通り、生きとし生けるものすべての"生命賛歌"に心を奪われました。劇団四季の皆さんの、プロとしての意識の高さを感じました。特に、言葉がとても聞き取りやすくて。アナウンサーとして見習いたいです!前人未踏の15周年にむけて、体に気を付けて頑張ってください。また、パワーをもらいに来ます!!」と感激のコメントを発表しました。『ライオンキング』は現在、東京・四季劇場[春]、大阪四季劇場(ハービスENT内)にてロングラン上演中。
チケットは東京は8月31日(土)、大阪は9月29日(日)公演分まで発売中です。
(c)Disney