げきぴあをご覧の皆様。こんにちは!
ユニットブルージュ演出家の広光美絵です。
ようやく決定稿を出しました。稽古場は相変わらず酒の空き瓶が転がっていますが
飲んだ酒の量に比例して芝居も良くなってきています。
さて、よく聞かれる質問にお答えします。
『何故、今この時期にくのいちを題材にしたのですか』
はい。
私は三重出身でして、今回はどうしても地元の話を書きたかったんです。
三重といえば赤福、伊勢神宮、そして忍者。
忍者って格好いいじゃないですが。しかし
「くのいち」とヤホーやYOU TUBEなどへ入力すると必ずえっちな作品や映画ばかり出てくるんです。
いやいや、くのいち別にえっちじゃないから。
くのいち必死に生きてたから。
そんな想いがぶつかり、今回はこの脚本を書きました。
といいつつ、物語が起きる場所は伊賀ではなくて甲斐 だったりしますが。
バーン
また、偉大な人物を支えた「くのいち」の生き方にも興味を持っていたからです。
前回の公演『龍馬を殺した女たち』 みたいに、龍馬を支えた人達に興味があります。
おそらく、ヒーローやヒロインではなく、それを人知れず支えて活躍したという人間に一番興味を覚えてしまうのです。
と、言いながらブルージュの武田信玄、無茶苦茶格好よかったりして。
バーンン
ブルージュのくのいち、脱いでたりして
バーンンン
と、いうことで、
ユニットブルージュ第五回公演「甲斐のくのいち」
和製ブロードウェイのような作りになっています。
魅力的なキャストにダンサー、華やかな衣装、生演奏を交えてのミュージカル。
皆様、是非とも戦国の世界へお越し下さいませ
広光美絵でした。
※動画は今回出演するキャストの皆さんの過去の名シーンです。
これを見るとブルージュの世界観が分かります!
<あらすじ>
永禄六年、甲斐では武田信玄が猛威をふるう時代。
窃盗や殺人の罪をおかしてきた底辺の女達が、
猛特訓を経て一流の「くのいち」部隊として結成された。
ただひたすら信玄を信じ、敵方へと攻めていく「くのいち」達。
しかし、運命の歯車は狂いだし、武田側から追われる事となった彼女たちの最期の運命は?
Unit Blueju初の殺陣を取り入れ、歌やピアノの生演奏を交えた新感覚ミュージカル。
今、華麗に切ない戦国の世の幕があける―――!
公演は、12月1日(土)、2日(日)の2日間、東京 座・高円寺 ホール2にて。
チケットは発売中。
★チケットぴあ独占販売!前から1列目、2列目の良席を販売します。