文学座 vol.11  from 佃典彦

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祐子さま

いよいよ本番ですね。
劇作家ってのは自分の脳ミソの中で勝手に面白いと思ったり、
勝手にこの俳優で遊んでみたいと思ったり、勝手に意地悪して
みたりと本当に勝手気ままな職業です。
今回も「文学座の俳優なら何でもすぐに出来ちゃうだろう」って勝手な思い込みで手品をやらせたり・・・さぞかし大変な稽古期間だったと想像します。

しかし本番ってのは必ずやって来るもんなんですよねぇ。
歌の文句じゃないけれど「稽古不足を幕は待たない」って感覚は僕なんか毎回身に沁みて感じます。

寒くなってきましたから役者の皆さん、風邪ひいたりしないようにお願いします。
それでは4日、アフタートークも含めまして楽しみにしています!

             佃典彦

☆このブログは作・佃典彦と演出・松本祐子のふたりによる往復書簡という形で書いています。


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タネも仕掛けもブログ http://ameblo.jp/bungakuza-tanemo/

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