2012年10月 1日アーカイブ

DULL-COLORED POP vol.01 谷賢一

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今日から連載させて頂きます谷賢一です。11/1から一週間、青山円形劇場にて『完全版・
人間失格』という作品を作・演出致します。さっそくですが、フライヤーをどうぞ。

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今回、上演致しますのは、太宰治の超有名作『人間失格』の翻案劇です。2年前、Project
BUNGAKUというオムニバス公演で短編版を上演し、観客投票でぶっちぎりの1位を頂き、い
つか長編化したいな、と思っていた奴です。

フライヤー、2バージョンありまして、写真左が男バージョン主演・原西忠佑さん写真右が女バージョン主演・コロちゃんです。

初演の短編版では、上掲の女イケメン・コロちゃんが主役の葉蔵くんをやりました。今回、再演、再翻案ということで、もう1つ別のも作ってみたくなり、男葉蔵バージョンもやる
んですが、その男葉蔵が写真左の原西さんです。

原西さんは劇都・仙台で実力人気随一の若手とうたわれる俳優さんで、僕が最近、仙台に何度かお邪魔して、公演やったり、ワークショップやったるする中で、知り合いました。
仙台、すげぇ演劇盛んなんですよ。知ってました? 演劇団体の数も多いし、最近では東京との交流も盛んで、僕や長塚圭史さんケラリーノ・サンドロヴィッチさんなんかもお呼ばれして、ワークショップやらせてもらったりしておりました。そんな仙台で一番やべぇ奴です。コロの奴はどうせ最高に決まってるし、面白い2バージョンになりそうですよ。

太宰治が描こうとした、繊細ゆえの人間恐怖と、人間社会への強烈なプロテストを、まっすぐ見つめて、お芝居にします。ガンガンいい音鳴らしますので、楽しみにしててね。

* * *

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【谷賢一】
1982年生まれ。作家・演出家・翻訳家。DULL-COLORED POP主宰。アトリエ春風舎芸術監督。

日本劇作家協会・事業委員。
日英の大学にて演劇学を学んだ後、劇団を旗揚げ。


脚本家としては詩的で鋭利な台詞回しと構成の巧みさで高い評価を得ている。
演出家とし
ても、ポップに間口を広げつつ、文学的/演劇的な奥行きへ観客をいざなう絶妙のバラン
ス感覚で、
古典悲劇からミュージカルまで幅広い作品を手掛けている。
近年では翻訳家と
しても頭角を表し、
2011年には翻訳・演出を手掛けた『モリー・スウィニー』で演劇界の
注目を集めた。

近年の代表作に、DULL-COLORED POP『くろねこちゃんとベージュねこちゃん』(全国6都市)、

世田谷パブリックシアター製作『モリー・スウィーニー』(シアタートラム)、

テアトル・ド・アナール『ヌード・マウス』(赤坂レッドシアター)など。


【公演情報】
「完全版・人間失格」

作・演出:谷賢一 
原案:太宰治

出演:東谷英人、大原研二、塚越健一、中村梨那、堀奈津美、百花亜希、若林えり(以上DULL-COLORED POP)、

川村紗也(劇団競泳水着)、熊川ふみ(範宙遊泳)、コロ、孔大維(コン・テユ)、西郷豊(The Dusty Walls)、
原西忠佑、
細谷貴宏(ばけもの)、堀川炎(世田谷シルク)、村上誠基

日時・会場:
11/1(木) ~ 7(水) @青山円形劇場

公演詳細はコチラから

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『RENT』稽古場レポート

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■新しい『RENT』がやってくる! 第6回■

9月某日、『RENT』の稽古場に伺ってきました。
この時点の稽古場は、廃校になった元小学校の体育館。
舞台セットのテーブルも、学校の机を使っていたりして、なんだかちょっと可愛らしいです。
そして組まれたセットがかなりの迫力で演出スペースに迫ってきていて、広い体育館が狭く感じました。
RENT2012_06_1.JPGRENT2012_06_2.JPGRENT2012_06_2b.JPG
伺った時は、「La Vie Boheme」のシーンの振付をしていました。
ここは1幕ラストで、モーリーンのパフォーマンスのあと、仲間たちがライフ・カフェになだれ込んで大騒ぎをする、という場面。
マークやロジャーたちボヘミアンが、体制側にいってしまったかつての仲間、ベニーに対して「僕たちはあなたたちが嫌いなコレを愛する、これをしたい、それが僕たちなんだ!ボヘミアン万歳!」というような主張をしていく...といった内容です。
韻を踏んだ歌詞や、刺激的な内容、そしてボヘミアンたちの楽しそうなパフォーマンスが印象的な場面ですね。

文学座 vol.04  from 松本祐子

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佃さんへ

はい。稽古が始まりました。マジックの稽古は、それ以前から行われております。
やるマジックの種類によって、難易度にはかなりの開きがあるようですが、
皆さん、頑張っていらっしゃいますよ。
技術の足りない部分は表現力でカバーです。

ところで、今回伝説のマジシャンを演じる金内さんですが、
御本人はかなりのマジック好きです。
小学生の頃、時は戦時中だったそうですが、
親御さんにねだってお小遣いをもらい、
百貨店にマジックの用具を買いに行った話を嬉しそうに話してくれました。
タネを教えてもらうために、購入したものを片手に黒いカーテンの向こうに連れて行かれたそうなのですが、
えも言われぬゾクゾクワクワク感を味わったそうです。

今回はその金内さんのお姿でした。
bungakuza04.jpg

劇団ホームページ http://www.bungakuza.com/
タネも仕掛けもブログ http://ameblo.jp/bungakuza-tanemo/

☆このブログは作・佃典彦と演出・松本祐子のふたりによる往復書簡という形で書いています。

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