いよいよ10月3日(水)から新国立劇場で開幕する『リチャード三世』。
本作は、2009年秋に同劇場で上演された『ヘンリー六世』三部作という9時間に及ぶ大作の続編にあたります。
日本でのシェイクスピア上演史に大きな1ページを記した前作から3年。
同じ劇場、同じスタッフ、キャストで上演されるという企みは世界でも希れで、日本では初めて!
この記念すべき舞台でリチャード王を演じるのは岡本健一さん。
自分の醜い容姿を呪い、王位を手に入れるため様々な姦計をめぐらせ、言葉巧みに身内や家来までをも陥れていくリチャード王を「命をかけて演じたい」と会見で語った岡本さん。
どんなリチャードの姿を見せてくれるのか楽しみです。
共演は、三部作から続投のヘンリー六世の妃マーガレット役の中嶋朋子さん、そして三部作でヘンリー六世を演じた浦井健治さんが、この『リチャード三世』では同じ名前のリッチモンド伯ヘンリー(後のヘンリー七世)に扮します。
見どころいっぱいのこの舞台の稽古場レポートはコチラ。
げきぴあでは、ニュースでご紹介しきれなかった稽古場の様子をフォトギャラリーでご紹介します!
<ストーリー>
30年にわたる薔薇戦争を勝ち抜き王位についたヨーク家のエドワード四世。
その弟、グロスター公リチャードは王位を狙い、次々と優位な継承者を破滅させ、対立する貴族たちを処刑、ロンドン市民たちの支持を得、ついにリチャード三世として即位する。
だが、絶頂期は長くは続かない。
造反貴族たちがヘンリー五世の孫リッチモンド伯ヘンリー・チューダーの元に集結し反旗を翻す。
反乱軍を率いたリッチモンドと王リチャードはボズワースの平原で激しく戦いを繰り広げ、リチャードは壮絶な最期を遂げる。
(公式サイトより引用)
■稽古場フォトギャラリー
撮影:吉田タカユキ(SOLTEC)
どの写真がどのシーンかは、本番の舞台でぜひ確かめてください♪♪
【公演情報】
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
演出:鵜山 仁
出演: 岡本健一 中嶋朋子 浦井健治 ほか
公演日程:10月3日(水)~21日(日)
会場:東京・新国立劇場