2012年9月15日アーカイブ

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柿喰う客「無差別」がリニューアルオープンした東京芸術劇場シアターイーストで9/14(金)に開幕した。

今回の作品は、劇団化7周年に伴う、劇団メンバー7人による1年半ぶりの本公演だ。
作・演出の中屋敷法仁と劇団員の七味まゆみ、玉置玲央、深谷由梨香、永島敬三、大村わたる、葉丸あすかの7人。

近年、柿喰う客メンバー個々の活躍は目を見張るものがある。
小劇場から大劇場、さらにはイベントやロックフェスなど......。
ジャンルを超えて本当に様々な場所でその名前を目にする。
そのメンバーが1年半ぶりに勢揃いしての本公演。
期待に胸をふくらませ、劇場へと向かった。

ロビーに入ってまず目を引いたのは、様々な柿喰う客GOODSや、過去公演のフライヤーなどの展示である。
7周年記念公演という事で今回このようなロビー装飾をしており、実に賑やかでまるでお祭りのようである。
そして、7年にしては驚く程の公演数に、柿喰う客の歴史と、未だに衰えぬその勢いに納得する。

そんな華やかさから一遍、劇場内は限りなく暗く、より一層暗い舞台上には7本の鉄柱がそびえたつ。
月光を浴びて薄暗く輝くそれは、客席に流れる音も合間って、空気をより神聖なものにしているように感じた。
まさにどこかの村祭りのような華やかな場所から、荘厳な神社にでも入ったようなあの感覚に近いのかもしれない。

そして、物語はゆっくりと、1人の男が語るところから始まった。

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" 2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」"
激賞を浴びた過激なシェイクスピア作品に続き、蜷川幸雄+さいたまネクスト・シアターがついにギリシャ悲劇の傑作に挑むことが発表された。

世界のニナガワ×若手俳優が生み出す
今もっとも観るべき過激な作品!

日本を代表する世界的な演出家・蜷川幸雄。
数々の話題作を発表して来た蜷川が、近年並々ならぬ力を注ぐのが、若手俳優育成プロジェクト<さいたまネクスト・シアター>
「公共劇場の仕事のひとつとして、無名の若手俳優に表現の場を与え、表現の力を獲得して欲しい」と願う蜷川が、2009年に彩の国さいたま芸術劇場に設立した。

無名の若手俳優とは言え、世界のニナガワの仕事に手加減はない。
その結果、第2回公演『美しきものの伝説』では第18回読売演劇大賞優秀作品賞・最優秀演出家賞を受賞。
続く第3回公演『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』でも第20回読売演劇大賞中間選考会で3部門(作品賞・演出家賞・スタッフ賞)にノミネートされるなど、演劇界でも屈指の注目を集めている。

日本の現代古典劇、シェイクスピア劇に続き、蜷川幸雄+さいたまネクスト・シアターが挑むのは、西洋演劇の源流とも言えるギリシャ悲劇を代表する傑作『オイディプス王』だ。

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