いよいよ9月1日にリニューアル・オープンする東京芸術劇場、通称"芸劇"で、『東京福袋』なるユニークなオープニング・イベントが幕を開けます。この企画は、「買ってみないと何が入っているかわからない"福袋"のようなことが、パフォーミング・アーツでもできたらおもしろいんじゃない?」というシンプルなアイデアから始まりました。インターネット全盛の今の時代にあって、あくまで生身のカラダにこだわり、ライブでノイジーな表現の可能性を模索する個性が集いました。
贅沢にも、それぞれがたった1回きりのパフォーマンスを披露する試み、それが今回の『東京福袋』です。何が飛び出すかは見てのお楽しみ^^
"東京-TOKYO"という、ぼんやりとしたお題目のもと、限られた時空間で、いかなる舞台表現が可能なのか?を試される、表現者にとっては過酷な(?)イベントになってしまっている可能性もあります。が、もともと舞台というのは、そんな自由と不自由が共存している摩訶不思議な"生き物"。そのマジカルな時空間に集まった勇者共の、予測不能なパフォーマンスに、是非お立合い下さい。