劇団500歳の会の旗揚げ公演『いつか見た男達~ジェネシス~』が東京・本多劇場で上演中だ。
『いつか見た男達』は、1981年に東京ヴォードヴィルショーが上演し、当時の小劇場界において即興制の高い猛烈なテンションで観客を圧倒。伝説的な舞台となった。今回、松原敏春原作のこの作品に、千葉雅子が筆を加え、千葉と相性の良い福原充則の演出で上演する。
「劇団500歳の会」は、若かりし頃から溢れる熱情を芝居にぶつけ、今なお演劇愛を持ち続けている同年代の俳優10人が集まり、50歳を機に劇団を結成、全国公演を行う。
出演は、南河内万歳一座より荒谷清水、あらゆる役を我がものとする剛腕・池田成志、芝居で男を磨き続ける宇梶剛士、約26年振りに舞台に復帰する小川菜摘、アングラの熱い血を継承する金井良信、猫のホテルより千葉雅子の同志・中村まこと、越境する表現者・深沢敦、知的アプローチで難役も制す山西惇、シャイな笑顔の裏で役者魂を燃やす渡辺いっけい。
7月28日(土)に本多劇場で開幕したこの舞台の写真を、げきぴあを読んでくださっているみなさまにいち早くお見せします!