4月20日、15時、東京・渋谷 CBGKシブゲキ!!にて、「PLAYPARK2012~日本短編舞台フェス~」が開幕しました。初日開幕プログラムは、明和電機、東京ELECTROCK STIARS(KENTARO!!)、マキタスポーツ、ASA-CHANG×康本雅子、鉄渋(鉄割アルバトロスケット+渋さ知らズ)、の5組。ダンス、音楽、を中心としたバラエティ豊かなパフォーマンスで華やかに初日開幕しました。
フェス全体のトップバッターとなったのは「明和電機」。舞台上には明和電機製の各種電動楽器がずらっと並び、その楽器一つ一つを土佐社長が解説実演。そして社長をはじめ明和電機一同が、歌とダンスを交え楽曲を披露し、最後は観客とともに、振り付きの「社歌」を熱唱しました。
次に登場した「東京ELECTROCK STIARS(KENTARO!!)」は、KENTARO!!率いる総勢8人で参戦。ボーダーシャツで衣装を揃え、スピード感とパワーと独創性に溢れた圧巻のダンスで魅了。一気に会場はひきこまれました。
「マキタスポーツ」は、別々のアーティストの楽曲をミックスする"マッシュアップ"のスゴ技で魅せました。アーティストの特徴を絶妙にモノマネしつつ、本来あり得ない組み合わせを、自然に聴かせてしまう抜群のセンスで、観客を爆笑の渦に誘いました。最後は サンプリングマシーンを使い韓国料理などのワードを連呼する、ヒューマンビートボックスを披露しました。
10分の休憩を挟み登場したのは「ASA-CHANG×康本雅子」。ASA-CHANGのドラムブースがブラックライトとアクリル板で妖しく光を放つ中、康本雅子が登場。舞台上にひとつ置かれた椅子と戯れる姿はとても色っぽく、ASA-CHANGの奏でる音楽とともに一体となり、アートな空間を造りあげました。
そして開幕公演のラストを飾ったのは、「鉄渋(鉄割アルバトロスケット+渋さ知らズ)」。渋さ知らズのパンキッシュなブラスが響くサウンドと前衛的なダンスに、鉄割アルバトロスケットの奇想天外で猥雑さ溢れる演劇的パフォーマンスが加わり、見たことのない"アブナイ世界"が展開されました。観客は、戸惑いあり、笑いあり、最後は演奏と歌に飲み込まれ、パワフルなパフォーマンスに大きな拍手を送りました。
今後の日程には、林家彦いち(22日昼夜)、東京03(24昼夜)、熊谷和徳(27日昼夜)、小野寺修二×森山開次(28日&29日夜)のスペシャルユニット他、演劇、ダンス、音楽、お笑い、古典、、、各ジャンルから今のパフォーマンス界を支える実力派が続々控えており、どの回も見て損はない贅沢な組み合わせとなっています。
毎公演2時間~3時間ほどのプログラムに5~6組が出演。29日まで全20プログラムの公演が予定されています。
当日券はすでに完売している回も含め、全公演販売します。
各日開演の90分前から販売。出演者、出演順等、公演詳細は、オフィシャルサイトhttp://playpark.info/ でご確認下さい!
舞台写真:和田咲子