■『ニューヨークに行きたい!!』に行きたい!(10)■
10月29日に開幕したミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』、私も早々に行ってきました。
楽しい、楽しいと訊いていましたが...そしてお稽古場が超絶楽しくて、仕事で行ったのに大笑いしていたのですが...
本当に楽しいです、この作品!
10月29日に開幕したミュージカル『ニューヨークに行きたい!!』、私も早々に行ってきました。
楽しい、楽しいと訊いていましたが...そしてお稽古場が超絶楽しくて、仕事で行ったのに大笑いしていたのですが...
本当に楽しいです、この作品!
音楽は、全編、ドイツ語圏ナンバーワンのポップスター、ウド・ユルゲンスさんの楽曲。
既成の曲を使った、いわゆる「ジュークボックス・ミュージカル」なのですが、日本ではちょっと馴染みが薄いウド・ユルゲンスさん。
そういった意味では残念ながら、観客が聞き覚えのある音楽を使うことで盛り上がれる「ジュークボックス・ミュージカル」の利点はないのですが、ご安心ください。
このナンバーたち、一度訊いただけでなんだかしっくりきます。
どの世代にもウケそうな音楽で、ウドさん、ヒットメイカーなのも納得。
そしてバラードから、ロック、フォークロア調のもの、60sアメリカンロック風、南国風味のもの...と多種多様な音楽。飽きません。
瀬奈じゅんさん扮する主人公、リサ・ヴァルトベルクは有名なテレビキャスター。
「ドイツテレビキャスター大賞」の受賞を目指しキャリアを積んでいます。
忙しそうに立ち回り、スタッフを嫌味たっぷりに怒鳴りつけるリサですが、そんなリサを瀬奈さんは不思議とキュートに演じています。
しかし瀬奈さん、頭ちっさい...。
リサの母マリアは老人ホームで暮らしています。
そのマリアは、窮屈な生活を嘆き、ホームで出会った男性・オットーと「私たちここにいちゃだめ!ニューヨークに行って自由の女神の前で結婚するのよ!」と駆け落ちすることに。
マリア役の浅丘ルリ子さん、作品タイトルにもなっているナンバー『ニューヨークに行きたい』で、ニューヨークに行ってみたい、とうっとり歌うその目が本当に少女のようです。
オットー役の村井さんは相変わらずの美声。ちょっとマリアに押され気味のところも愛らしい。
さて、リサの元には母親駆け落ちの知らせが入り、老人ホームからは「1週間で連れ戻さないと入居資格を失う」と言われます。
自分は忙しいし、他に入れるホームなんてないし...と、母親を連れ戻すことにするのですが、同じ問題を抱えるオットーの息子・アクセルとはソリが合わず...。
アクセルは橋本さとしさん。
この、リサとアクセルのケンカ、売り言葉に買い言葉的な、幼稚なかんじで爆笑!
瀬奈さん&橋本さんの息もピッタリ!
衝突しまくるリサとアクセルをクールに止めるのが、アクセルの息子のフロリアン。
吉井一肇君と石川新太君のWキャストですが、写真は吉井君バージョン。
自分の心に素直すぎるマリア&オットー、素直じゃなさすぎるリサ&アクセルと、子どもっぽい大人たちの中、「クールだぜ!」が口癖のフロリアンは一番大人。
でも子どもらしいところももちろんあって、とっても可愛いです。
吉井フロリアン、ほっぺたをいっぱい膨らませてハンバーガーを食べる姿もキュートでした。
2幕の最初や、『何よりもケーキ』でのラップにも注目!
↓は、その『何よりもケーキ』のナンバー。
こちらはリサの仕事仲間にして親友、スタイリストのフレッド(泉見洋平さん)とコスタ(戸井勝海さん)。
カップルなのですが、彼らも彼らで問題を抱えています。
それにしてもこのふたりのいちゃつく姿も可愛い...。
そしてふたりが歌う『ギリシャのワイン』がなぜか私は頭から離れません...。
あとフレッドの髪型。カラフルすぎる!
大騒ぎしながら豪華客船を追いかけ、母親&父親を連れ戻そうとするリサとアクセル。
そして恋とも、母親ともまっすぐ向き合えないリサも、少しずつ変わっていきます...。
ダンスに恋に、人の絆、明るい笑い。
ハッピーな要素がこれでもか!と詰まったミュージカルでした。
問答無用に、楽しい気分になれます!
公演は11月20日(日)まで東京・帝国劇場、11月25日(金)から29日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは発売中です。
お得なチケットもまだありますよ!
既成の曲を使った、いわゆる「ジュークボックス・ミュージカル」なのですが、日本ではちょっと馴染みが薄いウド・ユルゲンスさん。
そういった意味では残念ながら、観客が聞き覚えのある音楽を使うことで盛り上がれる「ジュークボックス・ミュージカル」の利点はないのですが、ご安心ください。
このナンバーたち、一度訊いただけでなんだかしっくりきます。
どの世代にもウケそうな音楽で、ウドさん、ヒットメイカーなのも納得。
そしてバラードから、ロック、フォークロア調のもの、60sアメリカンロック風、南国風味のもの...と多種多様な音楽。飽きません。
瀬奈じゅんさん扮する主人公、リサ・ヴァルトベルクは有名なテレビキャスター。
「ドイツテレビキャスター大賞」の受賞を目指しキャリアを積んでいます。
忙しそうに立ち回り、スタッフを嫌味たっぷりに怒鳴りつけるリサですが、そんなリサを瀬奈さんは不思議とキュートに演じています。
しかし瀬奈さん、頭ちっさい...。
リサの母マリアは老人ホームで暮らしています。
そのマリアは、窮屈な生活を嘆き、ホームで出会った男性・オットーと「私たちここにいちゃだめ!ニューヨークに行って自由の女神の前で結婚するのよ!」と駆け落ちすることに。
マリア役の浅丘ルリ子さん、作品タイトルにもなっているナンバー『ニューヨークに行きたい』で、ニューヨークに行ってみたい、とうっとり歌うその目が本当に少女のようです。
オットー役の村井さんは相変わらずの美声。ちょっとマリアに押され気味のところも愛らしい。
さて、リサの元には母親駆け落ちの知らせが入り、老人ホームからは「1週間で連れ戻さないと入居資格を失う」と言われます。
自分は忙しいし、他に入れるホームなんてないし...と、母親を連れ戻すことにするのですが、同じ問題を抱えるオットーの息子・アクセルとはソリが合わず...。
アクセルは橋本さとしさん。
この、リサとアクセルのケンカ、売り言葉に買い言葉的な、幼稚なかんじで爆笑!
瀬奈さん&橋本さんの息もピッタリ!
衝突しまくるリサとアクセルをクールに止めるのが、アクセルの息子のフロリアン。
吉井一肇君と石川新太君のWキャストですが、写真は吉井君バージョン。
自分の心に素直すぎるマリア&オットー、素直じゃなさすぎるリサ&アクセルと、子どもっぽい大人たちの中、「クールだぜ!」が口癖のフロリアンは一番大人。
でも子どもらしいところももちろんあって、とっても可愛いです。
吉井フロリアン、ほっぺたをいっぱい膨らませてハンバーガーを食べる姿もキュートでした。
2幕の最初や、『何よりもケーキ』でのラップにも注目!
↓は、その『何よりもケーキ』のナンバー。
こちらはリサの仕事仲間にして親友、スタイリストのフレッド(泉見洋平さん)とコスタ(戸井勝海さん)。
カップルなのですが、彼らも彼らで問題を抱えています。
それにしてもこのふたりのいちゃつく姿も可愛い...。
そしてふたりが歌う『ギリシャのワイン』がなぜか私は頭から離れません...。
あとフレッドの髪型。カラフルすぎる!
大騒ぎしながら豪華客船を追いかけ、母親&父親を連れ戻そうとするリサとアクセル。
そして恋とも、母親ともまっすぐ向き合えないリサも、少しずつ変わっていきます...。
ダンスに恋に、人の絆、明るい笑い。
ハッピーな要素がこれでもか!と詰まったミュージカルでした。
問答無用に、楽しい気分になれます!
公演は11月20日(日)まで東京・帝国劇場、11月25日(金)から29日(火)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは発売中です。
お得なチケットもまだありますよ!