亀治郎、愛之助、獅童、右近、笑也 花形役者が豪華勢揃い!!

【げきぴあ・演劇ニュース】

新橋演舞場「芸術祭十月花形歌舞伎」の初日に、『通し狂言 當世流小栗判官』の囲み取材が行われました。

10/2(日) に初日を迎え、夜の部が終演したばかりの舞台上にて、まず市川猿之助より市川笑也へ「シンデレラ賞」の表彰が行われました。
市川笑也は、今作品の初演(昭和58年)では馬の脚を勤め、その後、平成5年より照手姫を演じるようになりました。今回はその努力に対しての表彰で、表彰状と副賞のガラスの靴が贈られました。

20111004kabuki2.jpg続いて、市川亀治郎、片岡愛之助、中村獅童、市川右近、市川笑也の5名で、初日の舞台を終えての囲み取材が行われました。


◎市川亀治郎のコメント
歌舞伎座建替中の今、歌舞伎の本拠地であるここ新橋演舞場で、この若手のメンバーでの公演の初日を、昼夜つつがなく終えられてほっとしているところです。朝の4時半まで稽古をしましたが、心地よい疲れです。今回は上演時間を短くしました。昼は16時前に終わり、夜は21時前に終わります。そこを大きく書いて下さい(笑)。一人でも多くの方に来ていただきたいです。

◎片岡愛之助のコメント
何度も拝見させて頂いている作品ですが、澤瀉屋(猿之助)さんが創り上げられてきたものですから、それを亀治郎さんがなさっているのを見ていてとても嬉しかったですし、出演させて頂けてありがたく思います。

◎中村獅童のコメント
子役の頃から、猿之助のおじさまの芝居にはよく出して頂きました。仕掛け物から宙乗りまで、子供から大人まで楽しめる、歌舞伎のエンターテインメントだと思います。舞台の裏でもよく亀治郎さんと仕掛け物を取り合って遊んだりした楽しい思い出がいっぱいです。

◎市川右近のコメント
猿之助四十八撰の内でも、この『當世流小栗判官』は再演率の高い作品です。本日もお客様はすごく喜んで下さいましたけれども、芝居としてすごくよくできているんだな、と改めて感じることができました。亀治郎さんはじめ、皆さんが活躍する中で、私も彩りのひとつになりたいです。

◎市川笑也のコメント
師匠猿之助の作ったものをどんどん若い方たちが何回も繰り返しやることで、古典にもなると思いますし、素晴らしい可能性を見せて頂いて、感無量です。「シンデレラ賞」は照れくさいですね。賞状には「奇跡の52歳」とありましたが、「化け物の80歳」になるまで頑張ります(笑)。

20111004kabuki1.jpg
昼の部は、『義賢最期』、『京人形』、『江戸ッ子繁昌記 御存知一心太助』と色とりどりの演目を取り揃えての上演です。
亀治郎、愛之助、獅童、右近、笑也ら清新な花形による「芸術祭十月花形歌舞伎」は、10/26(水)まで上演いたします。
どうぞお見逃しなく!

「芸術祭十月花形歌舞伎」チケット情報



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