二度目の投稿です。「フェスティバル/トーキョー 公募プログラム」に参加致しますピーチャム・カンパニーの川口典成です。
前回はわれわれの劇団の紹介と合わせまして、今回の作品「復活」について書かせていただきました。今回は稽古場の様子をレポートさせていただこうかと思います。
右手はクロカミショウネン18から客演していただいておりますワダ タワーさん。左手が客演の神保良介さん。真ん中にいるのが劇団員の岩崎雄大です。このシーンはですね。ワダサンが掃除機で日ヶ久保さんを吸い込もうとしたときに、日ヶ久保さんを助けに登場した神保さん。その神保さんに負けそうになるワダさんを岩崎が助けに来たシーンです。このシーンでは、ビニ傘はどれだけ武器になるかということで喧々諤々ディスカッションを交わしました。
と、そんな稽古の様子はもちろん捏造なのですが(すみません)、現地入りまであと三週間をきりまして、野外での見え方などを意識しながら毎日稽古しております。そしてなによりも、清末さんの書いた脚本と、いまの現実との接点を存分に摩擦させ、観客のみなさまとの間に火花を散らす演劇をつくりあげるために、一丸となって稽古に望んでおります。誠実に、そしてポップに。みなさまの目に触れるそのときを意識して本番まで稽古に励んで行きます。
次の機会には、ピーチャム・カンパニーという劇団が考える「演劇」について書かせていただければと思います。
あわせて、劇団WEBで公開しております「週刊『復活』のすべて」http://resurrection2011.seesaa.net/もご覧ください。
みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。