フェスティバル/トーキョー11 vol.05 KUNIO 制作 ツチヤ

エンジェルが池袋に舞い降りる!

げきぴあをご覧のみなさま、はじめまして。
KUNIO制作のツチヤです。
3月のあの日からもう半年が過ぎたんですね。
宮城に住む私の友人は一時音信不通になったものの、復興を目指す宮城で元気に暮らしています。突然、いろんなモノを奪われて失って、でも弱音を吐かずに前を向き、毎日をたくましく生きる友人に逆に元気をもらいました。
私の身にも起こったら?
乗り越えられるでしょうか...

さて、冒頭から何を言い出しているのやら、少し話がそれてしまいましたね。
あらら...
我がカンパニー"KUNIO"の紹介をまだしていませんでした。
KUNIOは演出家・杉原邦生が既存の戯曲を中心に様々な演劇作品を演出する場として2004年より活動し、出演者やスタッフなど固定メンバーを持たずプロデュース公演スタイルで上演しています。
団体名の"KUNIO"は言わずもがな、主宰・演出家の杉原邦生からきているわけですが、初めての方にご挨拶するとき「KUNIOのツチヤです」などと言いますとお相手の方の頭の上に「?」が浮かんだりします...
おっと、また話がそれてしまうところでした。

演出家、美術家である杉原はプロフィールにもあります通り「お祭り好き」。
こんな逸話があります。こまばアゴラ劇場で公演の準備をしていると近くで御神輿の声が。あら?演出家がいない!気づくと劇場の前を通る御神輿を担いでおりました。
とそんな「お祭り好き」演出家が、"20世紀最も偉大な戯曲"と言われたトニー・クシュナーのこの作品に出会い衝撃をうけ、いつか演出したいと願ってきました本作『エンジェルス・イン・アメリカ』。09年に第1部を京都で上演し、ありがたい事に賞もいただき、今回は満を持しての連続完全上演となりました。8名の俳優とスタッフたちと造り上げるこのKUNIO09『エンジェルス・イン・アメリカ』は、第1部「至福千年紀が近づく」と第2部「ペレストロイカ」の上演時間が8時間を超える超大作!
あらすじはKUNIOのHPでご確認くださいませ。
本作品には様々な人が登場し、出会い、愛し合い、気づけ合い、突然の苦しい現実、ファンタジーが交錯しながら物語が展開していきます。

彼らはどんな選択をしてどう生きていくのか...

8時間後、あなたは観劇の疲れを少し感じながらも、きっと、前を見て踏み出す強い足どりを感じるはず...
劇場でお会いできるのを楽しみにお待ちしています!!

festival-tokyo11_06.jpg
撮影:清水俊洋


次回は、俳優のみなさんをご紹介しようかな。
お楽しみに!

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