2011年4月13日アーカイブ

【演劇ニュース】

13年もの間、来日を待たなければならなかった2008年の公演から3年ぶりに、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団が来日公演を行う。今回ラインナップされた演目は、"ロイヤル"の十八番『眠れる森の美女』と、フレデリック・アシュトンの傑作『真夏の夜の夢』『ダフニスとクロエ』を組み合わせた2つのプログラム。英国ロイヤル・バレエ団とは、姉妹カンパニーであり、共に古典作品と、英国独自の創作作品を軸とした、バレエ文化を守り続けている。公演に先駆けてプロモーションのため来日した、バレエ団のプリンシパルダンサー、ツァオ・チーが、多くのメディアのインタビューに答えた。ツァオ・チーは、前回の来日公演では『美女と野獣』の野獣を演じ話題となったが、2009年公開の映画『小さな村の小さなダンサー』の主演で大変な好評を博し、世界的に注目されるダンサーとなった。公演の見どころと、パートナー、佐久間奈緒さんについて語ってもらった。

「まず『眠れる森の美女』については、クラシックバレエの定番ですので、内容については、完成されているオリジナルのままですが、豪華な舞台装置や、メーキャップと衣装に、英国バーミンガム・ロイヤル・バレエとしての工夫を凝らしています。最近は現代風にアレンジをしている演出も多いのですが、18世紀のイメージそのままの舞台をご覧頂けます。『真夏の夜の夢』は、シェイクスピアの作品で、原作は良く知られていますし、お伽話なので、初めてバレエをご覧になる方には、上演時間が長い『眠りの森の美女』より、楽に観て頂けるかもしれません。

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【演劇ニュース】

劇団四季のミュージカル『ジーザス・クライスト=スーパースター』〈エルサレム・バージョン〉が4月13日(水)の開幕に先駆けて12日、東京・自由劇場にて公開舞台稽古を行った。

本作は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などを手がけたアンドリュー・ロイド=ウェバーの1971年の出世作。劇団四季では1973年に初演、この作品が四季が初めて上演したロイド・ウェバー作品だった。物語はキリストが十字架に掛けられるまでの7日間を描いたもの。期待と無力さの間で苦悩するジーザス、ジーザスを愛しながらも彼を裏切るユダ、ジーザスに心酔し"神の子"と讃えるもやがては彼に石を投げつける扇動されやすい民衆たちなど、登場人物たちの生々しい内面が描かれていく。

劇団四季では本作を〈エルサレム・バージョン〉〈ジャポネスク・バージョン〉のふたつのまったく異なる演出で上演しているが、歌舞伎風メイクが印象的なビビッドな〈ジャポネスク〉に対し、〈エルサレム〉は急勾配の舞台にエルサレムの荒野を置いたリアリスティックな演出で、物語のドラマ性がダイレクトに伝わってくる。急勾配を上り下りして熱狂する民衆たちの姿の後ろには乾いた大地と土ぼこりが見えるようだし、ジーザスを十字架にかける際の釘を打つ音や、滴り落ちる鮮血などは恐ろしいまでのリアリティで心に迫る。

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第7回:最終稽古前ブログ

こんにちは。
本日最終稽古。
森下亮です。

昨日の通し稽古は1時間32分でした。
約90分!
とっても見やすくなってると思います。
今日の通しで90分切るぞー。
ま、短ければいいってもんじゃないですが。

120分の内容をギュギュッと90分に詰め込んでます。
つまりはミドコロだらけです。
そう!
見るべきところが多くて、
クロムはリピートしてご覧になるお客さんが多いのです。

今回もリピートしたくなっちゃう、
ヤミツキになる舞台になってます。

いや、いつも以上にかな。
気持ち良いんだか悪いんだか、
怪しくて怪しくて
でもいつのまにかハマってた...
と言わせたい。

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