「電車は血で走る」について
6月18日~7月4日東京芸術劇場で行われる劇団鹿殺し「電車は血で走る」は、個人的にとても思い入れのある作品だ。
劇団としての初めての再演が、この作品になったのも凄く嬉しい。というか、当然のことなのかも知れない。
2005年に劇団鹿殺しメンバー7人で上京してから2年間、7人はお芝居のことだけを考えてやってきた。でも、2年間互いに周りのことを見ずに突っ走ってきた結果、3人が抜けることになり、劇団はボロボロの状態になった。その時、今の新しい劇団鹿殺しのメンバーと出会い、また東京で頑張ろうという気持ちにさせてくれた 。
「電車は血で走る」はちょうどその時期に書いた作品であり、過去のメンバーに対する「感謝」、今のメンバーに対する「将来」を描いた作品である。
だから、今の稽古中も大切に大切に温め続けている。
この再演によって、僕らはどこまでも走り続けるんだという意思を見せれればと思う。
そして見てくれた人が、馬鹿だなァと笑いながら、一歩を踏み出せる作品になればいいのだ。
とか、酔っ払っているため恥ずかしいことを書いてしまった......。
とにかく、僕は見て欲しいの。
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