劇作家・演出家ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)の戯曲の中から選りすぐりの名作を、才気溢れる演出家たちが異なる味わいで新たに創り上げる連続上演シリーズKERA CROSS(ケラクロス)。そのシリーズ第四弾として上演されるのが『SLAPSTICKS』。 サイレント映画からトーキーへ、転換期を迎えるハリウッドにて、激動の時代に映画作りに情熱を注ぐ人々を、映画への愛と希望に溢れる一人の青年を通じて描いた本作。 演出を手がけるのは、幅広い世代から支持を得る最注目の若手クリエイター・三浦直之(ロロ)。 新たに生まれ変わる『SLAPSTICKS』のキャストの皆さんからのメッセージが届きました!
出演者様連載インタビューもいよいよ最終回!
第8回目にメッセージを寄せていただいたのは、、、
黒沢ともよさん!
ヴァージニア・ラップ役を演じる黒沢ともよさんにお聞きしました!
――Q1. ご自身の役どころ・キャラクターを一言で表すと?
私が演じるヴァージニア・ラップをひとことで表すと"問い"です。
彼女という存在からも、作品内での立ち位置からも、私はたくさんの"問い"を感じました。
なので私も作品のなかにたくさんの"問い"を残せるように努めたいと思います。
実在した女性です。
女優になることに憧れて必死にもがいている25歳の女の子です。
――Q2. 「SLAPSTICKS」中に1番心が動いたことは?
ロロの皆様との出会いです。
特にルイーズを演じる島田さんは作品についてのレクチャーを受けた日に、作品に対する想いや今の世の中に対する想いを涙ながらに話していて。共に作品作りができることをとても光栄に思いました。なんという感情なのか言葉にすることはできませんが、確実にあの日が1番大きく心が動いた日だったと思います。
――Q3.ご自身にとっての今年(2021年来年2022年の目標としてでも)の漢字は?
私にとっての2021は"移"でした。
ひとつところに留まらず、仕事もプライベートも、物理的にも概念的にもたくさんの移ろいを感じました。なので、2022年の目標は"実"です。
移ろいによって触れられたさまざまなコトをより深め味わい、実り豊かと感じられるよう丁寧に、愛情たっぷりに育てていきたいです。
以上となります!
現在シアタークリエにて上演中となります🎥
是非劇場へお越しください!!
<公演情報>
2/3(木)~17(木) シアタークリエ (東京都)