3月20日(土)に本多劇場で初日を迎えるM&Oplaysプロデュース『白昼夢』。
三宅弘城、吉岡里帆、荒川良々、風間杜夫と実力派キャストで挑む本作。早々に予定枚数終了となった一部公演につきまして、追加販売が決定いたしました。
追加販売は2月20日(土)10:00~
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【撮影:渡部孝弘】
今回M&Oplays作品初出演となる吉岡里帆さんより、コメントが届きました。
吉岡里帆さん コメント
赤堀さんの舞台を拝見して、人々の何気ない日常の中で起こるひずみやすれ違い、笑っちゃうぐらい切ない瞬間、そんな生活の中で一瞬垣間見える一筋の希望や幸せに、気付くと声を出して笑ったり泣いたり、いつも心をグワングワンと動かされていました。
赤堀さんが掘り下げようとされている、なにか一貫性のある、でも繊細過ぎて言葉では表すことができない、掴めないものを精一杯探し、作品の一部として滲ませる事ができたらと思っています。
三宅(弘城)さんとは、私がデビューして間もない頃に共演させて頂いたことがあり、とても優しくて、お茶目な方なので楽しい思い出が沢山あります。今回は久しぶりに共演出来るのが嬉しいです!肩肘張らずにありのままで接せられる方なので、舞台ではそれがプラスに働くよう本質的なところでぶつかっていけたらなと思っています。
本多劇場の舞台と客席との距離の近さは、きっとより作品を生っぽく他人事ではないように感じさせてくれるように思います。いつか立てたらいいなと思っていた本多劇場で、最高の出演者のみなさんと、そして赤堀さんとご一緒できる喜びを、エネルギーとして作
品に注ぎ込みたいです。
"痛みの中に幸せを見出す"こと。今回は、自分もその瞬間を作る一員として、舞台上にしっかりと立てるよう努めます。
【あらすじ】
高橋家の家主・高橋清(風間杜夫)は、妻を亡くし、次男の稔(荒川良々)と2人暮らしだが、
稔は長年引きこもっていて、家庭内での暴力も絶えない。清は、長年のその暴力に耐え続けてきたが、
いよいよ臨界点を超えそうだ。
長男の昭(三宅弘城)は、ずっと弟のことを心配し、ちょくちょく実家に顔を出すが、いよいよ埒が明
かなくなり、
NPO法人の相談室に駆け込み、現状を吐露し、今に至る。
ある日、訪ねて来たNPO法人の若林(赤堀雅秋)と石川美紀(吉岡里帆)。
そして長男の昭も加わり、話し合いがもたれるが、清は外部の人間に現状を話すことを拒み、非協力的
。
途方に暮れる昭だが、そこは百戦錬磨の若林が薄ら笑みを浮かべながら優しくリードする。
その若林も、微妙に胡散くさく、石川に至っては腕に無数のリストカットの跡が――。
そして5人の交流が、不毛な終わりのない物語が始まる。
果たして、その先に彼らは希望の灯を見出すことができるのか――。
<公演概要>
M&Oplaysプロデュース『白昼夢』
【東京公演】2021年3月20日(土・祝)~4月11日(日)本多劇場
【富山公演】2021年4月14日(水)富山県民会館ホール
【大阪公演】2021年4月17日(土)・ 18日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【島根公演】2021年4月20日(火)島根県民会館 大ホール
【広島公演】2021年4月22日(木)JMS アステールプラザ 大ホール
【愛知公演】2021年4月24日(土)・ 25日(日)東海市芸術劇場 大ホール