2019年6月14日アーカイブ

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■ミュージカル『SMOKE』2019年版 vol.4■
 
 
昨年日本初演され、その濃密な世界観と美しい音楽でたちまち話題となり、多くの熱狂的ファンを生み出したミュージカル『SMOKE』
20世紀初頭に生きた韓国の天才詩人、李箱(イ・サン)の遺した詩と彼の人生にインスパイアされたミュージカルで、たった3人のキャストが、ミステリアスで奥深い世界を作り上げていきます。

このミュージカルが早くも今年、再登場!
しかも今年はキャスト・劇場を変え、6月と7~8月の2パターンで上演。
つまり、今年は2バージョンの『SMOKE』を観られるわけです!

そこで現在、池袋 東京芸術劇場で上演中の〈NEW CAST〉バージョン〈海〉役である藤岡正明さんと、
7~8月に浅草九劇で上演される〈ORIGINAL CAST〉バージョン〈海〉役である木内健人さんインタビュー!
作品や役柄についてから、俳優として役に向き合うことについてまで、とっても深い〈海〉対談となりました。

※〈ORIGINAL CAST〉バージョンの〈海〉は、大山真志さん、日野真一郎さん、木内さんのトリプルキャスト。

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◆ about『SMOKE』 ◆

李箱(イ・サン)の作品「烏瞰図 詩第15号」にインスパイアされ、その詩のみならず彼の人生やその他の作品群の要素も盛り込み作られたミュージカル。
イ・サンは、才気ほとばしる作風が讃えられる一方で、その独自性と難解さゆえに酷評もされた、両極端の天才詩人。結核をわずらった後、日本に流れつき、そのまま異国の地・東京で27歳の若さで亡くなります。

このミュージカルでは、彼の精神世界を謎めいた筆致で描き、誰も想像できなかった物語が繰り広げられます。
登場人物は、
 詩を書く男「(チョ)」、
 海を描く者「(ヘ)」、
 心を覗く者「(ホン)」
の3名のみ。 俳優の実力も問われる、スリリングな作品です。

 

藤岡正明 × 木内健人 INTERVIEW ◆

SMOKE2019-4_AAA0402.JPG
●池袋の〈海〉と浅草の〈海〉、ふたりの関係性


―― おふたりは普段から仲が良いとか。

藤岡「つい先日もご飯食べにいきました。ずっと、飯食いにいこうよって話していたんですが、なかなかタイミングがなくて。共演としては、『グランドホテル』(2016年)が最初か。去年は『宝塚BOYS』と『タイタニック』2本一緒だったね」

木内「そう考えると、まだ3本なんですね。結構ご一緒している感じがあるのですが」

藤岡「でもそれで言ったら、付き合い自体は健人が二十歳か、21歳くらいの頃からあって。ライブを観に来てくれたんだよね? それで紹介されて、じゃあこのあと打ち上げあるから来いよ! ...みたいなところから」

木内「そうなんです。僕がまだ若い頃から知っていただいていて。すごく良くしてくださっている。兄貴です!」

藤岡「いやいや(照)」

木内「(自分を指して)舎弟です!」

藤岡「僕のおもちゃです(笑)」


―― そんなおふたりが、同じ公演ではないけれど、池袋と浅草で連続上演される『SMOKE』で、同じ〈海〉役を演じる。木内さん、藤岡さん出演の"大人SMOKE"のお稽古場にもいらしていましたね。

藤岡「何回来てた?」

木内「稽古場は、4・5回伺っています」


―― ではもう結構、作品の雰囲気や構造とかは、理解されている?

木内「それ、結構言われるんですが(苦笑)。4・5回ではまだまだ、です」

藤岡「そりゃそうだ(笑)。でも、観てみて感想はどう?」

木内「僕、去年浅草でやった初演を観て、そのあと(出演が決まって)台本をもらって、読んで、マサ君(藤岡)たちのを観た...というところなんですが。浅草で観たもともとの作品のイメージがあって、台本を読んで「こういうことなんだろうな」と思って稽古場に行ったら、まったくの別物感がありました。〈海〉にしても、マサ君がやると僕が思っていたより大人にもなるし、(初演で)大山真志君が演じていた〈海〉とも違うイメージもあるし、「わっ、僕はどうすればいいんだろう...!」って今、アタマの中で迷宮に入り込んでいます(笑)」

▽ おふたりが手にしているのは、実際に舞台で使われている「絵筆」と「ペン」。
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げきぴあブログをご覧の皆さま、こんにちは。FUKAIPRODUCE羽衣です。

新作公演『ピロートーキングブルース』、本多劇場で開幕の6月20日(木)まで間もなくとなりました。
新メンバー・松本由花が綴る出演者紹介も最後になります。第六弾は、主宰の深井順子とそして、自身のことを。上演は、6月23日(日)まで、です。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

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(FUKAIPRODUCE羽衣『春母夏母秋母冬母』公演より 撮影・金子愛帆)

深井さん。深井さんとは、大学の講師と教え子という関係から始まり一年が経ちました。深井さんとの出会いはイコール羽衣との出会いで、小っ恥ずかしいのですが、運命のような、今はそれ以外の言葉が思いつかないので当分は運命と呼びたいです。

若い!パワフル!キン肉マンの擬音でいうと「パワワ」なひと。だと思いきや、『春母夏母秋母冬母』を観た時にはその愛の深さに驚かされ、心がふるえたことをよく覚えています。同期の学生で「途中まで深井さんって気づかなかったー」なんて言っていた子もいました。

さすがに失礼ですが、それだけ舞台での生き様は、閃光のようなきらめきと、もの悲しげな瞳で語られているといたのだと、おもいます。

ねじ曲がった見方をしないひとで、絶対おへそからこちらを向いてくれる、すごく体力の要ることを当たり前にできてしまうのでたまに心配になります。出会う人すべてとそういう向き合い方をするので、心霊スポットとか行くと何人か連れてきちゃうタイプでしょう。

そんなわけで、深井さんの前では自由になれます。心も体も、恥かかないために恥をかけるというか。

天真爛漫だけど絶対あぐらはかかないし、羽衣のメンバーと作品を一番に愛することを義務ではなく能動的にやってのけます。キン肉マンの擬音でいうと「ムゲンダイ」です。その傍ら、自分自身はめいっぱいの時間をもって努力して魅せていくのだから、たまの無茶ぶりはご愛嬌です。


本多劇場に向けてここまで上がってこい、というよりは、一段ずつ共に歩んでくれている深井さん。登りきった目の輝き、ほの香るやさしさやかなしみ、ぜひ『ピロートーキングブルース』で観ていただきたいです。


・・・と、ここまで、羽衣メンバー11人を紹介してきましたが、すこしでもひとりひとりの魅力が伝わっていたら幸いです。

そして、最後に厚かましいのですが、(糸井さん含め)13人目のメンバーになりました、松本由花です。5月より新メンバーとして加入し、『ピロートーキングブルース』にも出演いたします。

歳の差なんて!ですが今のところ最年少、21歳です。どちらかというとおキャンでもチャーミーでもありません。記事でも触れてきましたが大学で演劇を専攻していて、深井さんに出会い、何の幸運かすくい上げていただきました。羽衣の好きな曲は、うーん、迷います。今度聞かれたとき答えられるようにしておきます。最近移動中に聴いているのは『fourteen sex blues』です。

このblogを読んでいる方の多くは羽衣を愛してくださっているのでは、と思いますが、私も同じように羽衣に魅せられ、心揺さぶられた人間の一人です。

羽衣をあえてマクロな場所にたとえるなら、やっぱり宇宙になるのでしょうか。宇宙には光も闇も、生も死も、愛も孤独もあるから、そう思うと星になったきもちです。できれば恒星がいいです、いつ超新星爆発が起きてもいいように全力で生きていくことが理想です。

何年か経ってからこの記事を読みかえして「いやこの人はもっとこうだよ!」とか「何わかった気になってんのよ!」と思えるような時間を過ごすことを目標に、もちろん表現者としての向上も含め精進します。これから末永く、よろしくお願いいたします。

さいごに、何はなくとも、FUKAIPRODUCE羽衣第24回公演『ピロートーキングブルース』で皆さまにお会いできること、メンバー一同たのしみにお待ちしております。最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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文・写真 松本由花(FUKAIPRODUCE羽衣)
舞台写真(『春母夏母秋母冬母』)撮影・金子愛帆

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