2019年2月28日アーカイブ

2015年、平田オリザ原作「幕が上がる」を映画・舞台化し、主演に起用したももいろクローバーZの女優として才能を開花させ、見事に高校生たちの群像劇を創り上げた本広克行。彼が、「幕が上がる」と同じ2015年に演出した舞台「転校生」(平田オリザ脚本)が、2019年夏に再演されることが決定しました。

本作品は1994年青山演劇フェスティバルで初演されて以来、高校演劇のバイブル的戯曲となっています。平田オリザ戯曲特有の「同時多発」会話で繰り広げられる、ある高校生たちの一日。他愛のない日々の会話の中に彼女たちの日常と社会への好奇心、あるいは大人達への不信感、将来への不安を垣間見る戯曲です。

まだ見ぬ才能と出逢いたい、そんな思いを継承し、初演と同じく全キャストオーディションにて実施する「転校生」。従来の作品は女子校が舞台で描かれていますが、本年はこの女子校版に加え、新たに平田オリザ氏が改定版として男子校バージョンを翻案、オリジナル女子校版と男子校新版の2バージョンの同時上演となります。


2019年夏、新たな才能との出逢いにご期待ください!

★★★★★★★★★

「転校生」あらすじ

ある高校の教室。高校生達の一日。課題図書や近しい人の病気や出産の事が話題になっている。

そこへ、「朝起きたらこの学校の生徒になっていた」と言う転校生がやってくる。

日々教室で繰り返されている他愛のない会話とともに「生」と「死」が同時に語られていく。転校生を受け入れながら、身近で起きている出来事をとおして、人間の存在の不確かさが浮かび上がる現代口語演劇の秀作。

★★★★★★★★★

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futariokuni_01.jpg 写真右から北翔海莉、峯岸みなみ(AKB48)

北翔海莉、峯岸みなみ(AKB48)らが出演するミュージカル「ふたり阿国」の製作発表が行われ、立ち回りと劇中歌が披露された。

本作は皆川博子 作『二人阿国』を原作とした新作オリジナルミュージカル。戦乱が絶えない時代に、突然現れた"阿国"と、彼女に憧れながらも同時に憎しみを抱き、のちに「二代目おくに」を名乗る"お丹"。彼女たち「2人のおくに」を中心に描いた物語だ。

阿国役は北翔海莉、お丹役は峯岸みなみが演じる他、玉城裕規、坂元健児、コング桑田、モト冬樹などが出演する。
脚本・歌詞は中屋敷法仁と田尾下哲、演出は田尾下哲が手掛ける。

 
本作の製作発表が行われ、製作発表用に特別に作られた「立ち回り」と、劇中で使われる楽曲が歌唱披露された。
動画はこれを収録・抜粋したもの。【動画2分】

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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ

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