喜劇「有頂天一座」渡辺えり、キムラ緑子
渡辺えり、キムラ緑子らが出演する喜劇「有頂天一座」が2月1日から新橋演舞場で開幕する。
本作は2015年に上演に東京・京都で上演し、好評を博した喜劇「有頂天旅館」に続く有頂天シリーズの第2弾。女剣劇一座の中で巻き起こる座長の座を巡っての「女いくさ」をコメディータッチに描いた喜劇作品だ。
出演は渡辺えり、キムラ緑子、林翔太(宇宙Six/ジャニーズJr.)、広岡由里子、村田雄浩、段田安則など。
本作の囲み取材と公開舞台稽古が行われた。動画はこれをダイジェストにまとめたもの。【動画3分】
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(撮影・編集・文:森脇孝/エントレ)
2018年2月 1日アーカイブ
4月にKAAT神奈川芸術劇場 中スタジオで上演されるロックミュージカル 『5DAYS 辺境のロミオとジュリエット』 。
本作は、脚本・作詞・演出をミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』 『マタ・ハリ』 『Color of Life』の石丸さち子氏、音楽をナイロン100℃「社長吸血記」 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」シリーズの和田俊輔氏が手がける、オリジナルミュージカル作品。
シェイクスピアの恋愛悲劇 「ロミオとジュリエット」 を下敷きに、血縁、国境、性別、人種、宗教、経済など、見えない"ライン"に隔てられた若者が、その"ライン"をも飛び越え命を燃やした、たった5日間の恋を描きます。
主演の東 啓介さんや、ヒロインの豊原江理佳さんをはじめとする今注目の若手俳優陣に、石丸さんと和田さんという今引っ張りだこなふたりの初タッグと、ここでしか生まれない化学反応に期待大の本作。その第一歩とも言えるビジュアル撮影に潜入してきました!
●前編● 東 啓介さん・豊原江理佳さん・柳下 大さん
●後編● 中山義紘さん・大山真志さん・マルシアさん
の前後編でお届けします!!
STORYはこちら▶▶▶
2018年、辺境のための経済復興特別区【グラント】に"ライン"が引かれた。
【デルヒ】と【ゼムリャ】に分かれた二つの街の対立は、驚くべき速さで激化していく。
【デルヒ】のハワル(東啓介)はある日、友人のポドフ(柳下大)、ナウチ(中山義紘)らと、ゼムリャの祭りにもぐり込めることになった。"ライン"上に暮らす女・ドゥーシャ(マルシア)の導きで。
そこで、リェータ(豊原江理佳)とハワルは瞬く間に恋に落ちる。しかし、リェータの兄シーラ(大山真志)は、ゼムリャの血と種を守る民族運動の若きリーダーだった。
転がるように恋しあうハワルとリェータであったが、血気にはやるシーラとポドフが衝突し、二人は引き裂かれていく。街の争い、人々の争いの中、愛を知った二つの命が選ぶ道は......。
<公式HPより>
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まずはこの方......主演の東啓介さん!
△東さんの役は主人公・ハワル。「ロミオとジュリエット」 のロミオをイメージした役柄で、豊原さん演じるリェータとの恋に身を焦がします。
△Tシャツにジャージ、スニーカーという若者らしいコーディネート。これは、2018年を舞台にしていることや、ロックミュージカルであることも関係がありそう!
△シンプルなファッションがこんなにもサマになってしまう、187cmの身長とこのルックス! 躍動感を出すためにジャンプするも、身長がありすぎてフレームからはみ出してしまうというまさかの展開も!(笑)
△若者たちの世の中に対する怒り、今を自由に生きたいという心の叫びをイメージし「険しい表情を意識しました」と東さん。常に子犬的癒しオーラを放っている方ですが、撮影中は微塵も感じさせません!
△大人っぽく見えますが22歳。舞台 『弱虫ペダル』 やミュージカル 『薄桜鬼』 など2.5次元作品にも数多く出演してきましたが、最近では 『スカーレット・ピンパーネル』 『マタ・ハリ』 とミュージカル作品で新たな扉を開いている注目の若手です。今回、座長としてどんな姿を見せてくれるのか、期待&注目ですよ!
そしてお次はこの方......豊原江理佳さん!
△豊原さんの役は、ヒロインのリェータ。「ロミオとジュリエット」 のジュリエットをイメージした役です。民族運動の若きリーダーである兄を持ち、対立する街で暮らすハワルとは引き裂かれてしまう役柄です。
△タンクトップにデニム、スニーカーというカジュアルなコーディネート。健康的なセクシーさが際立って、「そりゃハワルも一目で恋に落ちますよ!」と納得!
△「乙女チックに」という要望にこのポーズ! カメラをジッと見つめる姿に可憐さが漂います。
△ダンスをするようにポーズを取っていた豊原さん。カメラマンからも「キレキレでいいね!」と声がかかっていました。現代版のジュリエット...果たしてどんなヒロインを演じるのか、期待が高まります。
△豊原さんは、2008年のミュージカル「アニー」 アニー役、2016年の城田優さん演出のミュージカル 「アップル・ツリー」、昨年は音楽劇 『マリウス』 など、ミュージカルを中心に活躍する方。2015年にはニューヨークに留学して歌や演技の勉強もされていて、今回どんな姿&歌声を披露してくれるのか楽しみですね!
前編のラストを飾るのは......柳下大さん!
△柳下さんが演じるのは、ハワルの友人・ポドフ。リェータの兄・シーラ(大山真志)と衝突する、血気盛んな役どころです。
△直前まで東さんと仲良く会話していた柳下さんですが、撮影が始まると、スッと役に入り、強い目線でこぶしを握ると、グワッと何かが滲み出てきました。カメラマンから「キレイ!」という声がかかります。
△「若い躍動感」というリクエストを受け、ポケットに手を入れたまま走る感じをつくる柳下さん。その発想力!さすが!
△次々とポーズをきめていき、あっという間に撮影完了。余談ですが、柳下さんはこの作品の前も「ロミオとジュリエット」をベースにした作品(舞台 『Shakespeare's R&J シェイクスピアのロミオとジュリエット』 )に出演して、"ジュリエットを演じる学生"を演じるんですよ~。
△ミュージカル 「手紙」や舞台 「オーファンズ」、葛河思潮社第5回公演 『浮標』 など、舞台上でいつも挑戦し続けている印象のある柳下さん。今作はオリジナルミュージカル作品ということで、自由な姿も見られるのではないかと期待しています!
後編 に続きます。
公演は 4月3日(火)から23日(月)まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオにて。
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ライター:中川實穂
撮影:源賀津己
劇団四季が新作ストレートプレイとして上演する『恋におちたシェイクスピア』の出演候補者が一部発表になった。
『恋におちたシェイクスピア』は、アカデミー賞7部門を受賞したマーク・ノーマンとトム・ストッパード脚本による同名映画(1998年米国/1999年日本公開)をベースに、リー・ホールが舞台脚本を手掛け、2014年7月より翌15年4月まで、英国ウェストエンドにて上演された作品。劇団四季はこの英国版の舞台脚本を用いて、新たな演出で"ノンレプリカ公演"として上演する。四季でのストレートプレイ新作上演は、2006年初演「鹿鳴館」以来12年ぶり。また演出は青木豪を起用。外部の演出家を招いて上演することも、劇団四季では非常に珍しい。
オーディションでは、その青木豪らが審査に参加。劇団内からのべ200名の俳優が挑戦し、10役以上あるメインの役柄の内、主要4役の出演候補者が決定した。主人公のウィリアム・シェイクスピアにはこれまでに『リトルマーメイド』エリックや『人間になりたがった猫』ライオネルなどを演じている上川一哉。ほか田邊真也、山本紗衣、阿久津陽一郎ら、劇団を代表する俳優陣が名を連ねている。創立65周年を迎える劇団四季が、12年ぶりに贈る新作ストレートプレイに注目だ。