ミュージカル界の巨匠であるアンドリュー・ロイド=ウェバーとティム・ライスのふたりが初めてタッグを組んだ伝説のデビュー作、ミュージカル「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」!
欧米では圧倒的な知名度を誇るその名作ですが、今回、初来日したのは、いまブロードウェイで最も注目を集める演出家・振付家であるアンディ・ブランケンビューラーが新たに演出・振付を担当した新バージョン!
巨匠と新進気鋭のコラボレーションとして話題を集めた新しい「ヨセフ~」が、今月13日(水)に東京・東急シアターオーブにて開幕しました!
撮影:田中亜紀
「ヨセフ~」は聖書を元ネタにした冒険の物語。と言っても、元ネタを知らなくてもわかりやすく、ストーリーはテンポよくどんどん進んでいきます。
楽曲は多彩でバラードやロカビリー、シャンソン、カントリー等など。楽しさはまさに"テクニカラー(=色とりどり)"!
演出・振付を手がけているアンディ・ブランケンビューラーといえば、今年のトニー賞で最多11部門を受賞して話題をさらったミュージカル『ハミルトン』の振付を手掛け、自身も『ハミルトン』でトニー賞最優秀振付賞を受賞。名曲ぞろいの『ヨセフ~』ですが、今回は歌と音楽はもちろんのこと、特に演出と振付が斬新!
難しい振付なのに、そう思わせず軽々と踊るキャストのすごさ。こちらを楽しませようとするサービス精神の高さ!
最後の「メガミックス」は、まさに作品の良いとこどりの総集編! エネルギッシュで本当にエキサイティングでした!
そんなそんな新演出版の日本初上演にあたり、公演初日には有名人の方々も来場。皆さんの観劇後の感想コメントもご紹介します。
まずは・・・
本作の応援サポーターの石丸幹二さん!
石丸「思っていた以上でした!! 初日公演の幕が下りた後も、みなさん客席に座ったまま、流れている楽曲に身をゆだねていて、席を立つのが惜しい感じでしたね。歌もダンスもとても難しい作品なのですが、キャストの技術力がとても高く、その難しさを感じさせずに見事に自分のものにしていました。暑さを吹き飛ばして涼やかになっていただける作品ですね。ぜひ、劇場で体験してみてください!」
ミュージカルをはじめ芸術全般に造詣の深い片岡鶴太郎さんも来場!
片岡「衣裳に映像を映し出したりする演出がとてもきれいで、ストーリーが分かりやすく、子供も楽しめるミュージカル。ぜひこの夏、ファミリーでこのゴキゲンなステージを楽しんでほしいです」
ご自身もロイド=ウェバー作品に出演されている久野綾希子さん!
久野「アメイジング! 以前この作品を観たことがあり、楽曲は昔と変わらないはずなのに、別の作品を観ているような新しさを感じました。一人一人のパフォーマンスと熱量がすごく、見応え十分です! 出演者全員がエンターテナー。熱と熱のぶつかりあい。このドキドキワクワクを、いち早く皆さんにも体感して欲しいです!」
パックン「最高!! 最高を上回るくらいなのですが、最高を上回る表現を知らないのが残念ないくらい! 半端ないです!! 視覚の仕掛けや演出の幅も広く、昔からある作品なのに、斬新に感じました。今までみた『ヨセフ』の中でも一番好きな演出でしたね。奥が深い演出なので1回じゃ物足りない。何回も細かい所まで見たい作品です。楽曲もPOPチャート入りするくらい素晴らしく、難易度の高いナンバーをすごい完成度で歌い上げていて感動しました!」