2016年1月22日アーカイブ

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『ロミオ&ジュリエット』『ロックオペラ モーツァルト』『太陽王』等々、日本にも次々と上陸しているフランス産ミュージカル、通称"フレンチ・ミュージカル"

中でも2012年にパリで初演され、いかにもフレンチ・ミュージカルらしい、ポップでカラフルでドラマチックな内容でメガヒットとなった『1789 -バスティーユの恋人たち-』が、昨年の宝塚歌劇団での上演を経て、いよいよ今年、帝国劇場に登場します。


物語は18世紀末のフランスが舞台。
贅沢三昧の貴族とは対照的に、貧困にあえぐ民衆たちの不満は募り、革命派が徐々に力をつけている中、農夫・ロナンは父を貴族に殺されたことをきっかけに、革命派に身を投じる。一方、宮廷に仕える侍女・オランプは、王妃マリー・アントワネットとフェルゼン伯の逢瀬を手引き。その途中で起きた騒動がきっかけで、ロナンとオランプは運命の出会いを果たすが、対立する身分が壁となり......。
1789年、フランス革命を背景に、愛と信念が、恋人たちを翻弄していきます。


フランス革命という、日本でも数々の名作を生み出している歴史的事件、そしておなじみの人物も多数登場するドラマチックな物語に、なんといっても現代的でポップな楽曲が魅力的!
演出は、ミュージカル界の巨匠・小池修一郎が、宝塚版に続き、担当します。
今までにない、新しい感覚のミュージカルが生まれそうな予感がしますね。

主人公・ロナンと恋に落ちるオランプ役・神田沙也加に、作品の魅力や現在の心境を、伺ってきました。
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◆ 神田沙也加 INTERVIEW ◆


楽曲に"ひと聴き惚れ"しました!


――日本でも近年、人気を博しているフレンチ・ミュージカルへのご出演です。フレンチ・ミュージカルにはどんな印象をお持ちでしょう?

「『ロミオ&ジュリエット』を観ています。フランスだからか、やっぱりどこか美意識が高い印象があります。ひと組のカップルの恋愛を描くにしても、苦悩まで掘り下げ、ドラマチックにするといいますか、楽な道は選ばない感じ(笑)。小池先生が演出なさるのもわかる気がします」


――その、小池演出作へも、初参加です。

「そうなんです。きっと、とても厳しいと思います。でも、小池先生が大事にされている部分...現実離れした部分や、観る側が現実逃避してのめりこめるような部分......つまり、耽美的だったり、非現実的な2.5次元的な部分だったり......というのは、共感するところがある気がすごくしています。もともと持っていらっしゃるモットーに対して、絶対的に賛同できる感じがしたんですよ。だから、なんか安心。もちろん、演出を受けてヘコむこともあると思いますが、厳しくてもちゃんとついていけると思っています」
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宝塚歌劇団退団後初の舞台『プリンス・オブ・ブロードウェイ』(以下、POB)では、ブロードウェイのスターに引けを取らない存在感を発揮し、女優として新たな一歩を踏み出した柚希礼音。彼女が次に挑むステージは、3月11日(金)より大阪、東京にて開催されるソロコンサート『REON JACK』だ。POBの千秋楽を終えた翌日、本公演の会見が行われ、柚希が意気込みを語ってくれた。

柚希礼音_N9I9783.jpg2009年に星組トップスターに就任し、圧倒的なスター性と高い実力で多くのファンを魅了。宝塚歌劇100周年を代表する稀代のトップスターとして海外公演なども成功させ、宝塚歌劇を牽引してきた柚希。在団中も3度開催され、好評を博したソロコンサートは、"柚希礼音"を成長させてくれた存在だと語る。「いつも、コンサートをすることで一歩前に進めた感じがしていました。POBで新たなことに挑戦することができたので、次のソロコンサートでもお客様との絆を大切にしながら、たくさん挑戦していきたいと思います。今考えているのは、タンゴダンサーと本格的にタンゴを踊りたいということや、心情を表すダンスもやってみたい。あと、また作詞にも挑戦しています(笑)。退団後に悩んだり、立ち止まったりしながらも進むことができた自分の心情を歌詞にしました」。

柚希礼音_N9I9663.jpgPOBでは露出の多いセクシーな衣装を着て歌い踊った柚希。ソロコンサートではどんな姿で観客を魅了するのだろうか。「POBでセクシーな衣装を着たときは、"女性って大変なんだな"って思いました(笑)。おかげでワンピースやピンヒールで踊るのも大分慣れてきましたし、コンサートでもパンツスタイルばかりではなく、場面によってはセクシーなドレス姿もあるかもしれないですね(笑)」。
 
ダンスや歌ではカッコ良い姿を見せる反面、トークではゆっくりとした口調でほんわかムードの柚希。ステージでもトークコーナーを入れながら「お客様とのキャッチボールも楽しみたい」と語る。「今までのコンサートでも、お芝居仕立ての場面があったんです。ずっと歌って踊って一方的に見せるばかりじゃなくて、トークやお芝居っぽい場面で、ほっこりしていただけたらと思っています。今回のPOBで、一番お客様に思いが伝わるのは、自分自身が楽しみ、リラックスして舞台に立つことだと学びました。今度のコンサートでも、肩の力を抜いて楽しみながら、すごく幸せな空間になるように毎公演やっていきますので、楽しみにいらしてください」。

柚希礼音_N9I9700.jpg公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて。チケットは2月6日(土)より一般発売開始。なおチケットぴあでは、一般発売に先駆け、1月27日(水)23:59まで先行先着「プリセール」を実施。

取材・文:黒石悦子
撮影:大森泉
ヘアメイク:CHIHARU
スタイリスト:仙波レナ
 

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