『RENT』稽古場レポート Part2

チケット情報はこちら

■『RENT』2015年 vol.3■

『RENT』
稽古場レポートの続きです!
引き続き、オープニングナンバー『RENT』のシーン。
RENT2015_03_02_3454.JPG
舞台セットはほぼ本番同様のものが、すでに稽古場に入っていました。
この2階建ての鉄骨のセットが、マーク&ロジャーたちが住むロフトになったり、路上になったり...と、景色を変えていきます。

別れた元恋人・モーリーンからの電話に「OK、すぐ行く!」とマーク=村井良大さん
RENT2015_03_05_3391.JPG
ギターを弾く姿がサマになっている(当たり前ですかね...)、堂珍嘉邦ロジャー
RENT2015_03_06_3329.JPG

堂珍ロジャーが動きをつけている間、少し離れたところから、同じ動きをトレースしているユナク・ロジャー
RENT2015_03_07_3332.JPG
とっても細かく動きが指定されているのは、前回のレポでも書いたとおりですが、演出のアンディ自身が時折「ギターは左手で持つんだっけ?右手だっけ?」と確認しているのが、ちょっと微笑ましいところでもあります(笑)。

さて、ひととおりあたったあと、ロジャーはユナクさんにバトンタッチ。
RENT2015_02_00_3464.JPGRENT2015_03_09_3399.JPG

ユナクさんのロジャーはセクシーなロジャーになりそう!
RENT2015_03_11_3406.JPG

最後の歌詞「何もかもRENT」と叫ぶマーク&ロジャー。
RENT2015_03_12_3499.JPG
RENTは彼らが払えない家賃(日本語英語で言うとレンタル料金)の意味でもあるのですが、それだけではなく、作品のテーマにも繋がる言葉でもあります。
原詞は「'Cause Everything is Rent」
"すべて(僕たちの生命すら神様からの)借り物なんだから"という意味に加え、「ズタズタに引き裂かれた」という形容詞(RENDの過去分詞形としてのRENT)、つまり"みんなズタズタだから"の意味も込められている...とのこと。それは、20世紀末のNYを生きる、若者たちの姿です。


さて取材のあいだは、ほぼマーク&ロジャーの稽古でしたが、他の皆さんも少しだけ確認できましたのでご紹介。

コンピュータの天才、コリンズ役のTAKEさん
このオープニングナンバーでは、路上でボコボコにされてしまいます。
前回に引き続き出演のTAKEさん、さすがに動きが入っていたようで、スッとナンバーに加わっていました。
RENT2015_03_22_3421.JPG

こちらもコリンズ(Wキャスト)、加藤潤一さん
加藤さんは稽古場のムードメイカー的な存在でもあるようで、取材陣にもニコニコ笑顔を振りまいてくれていました。そんな加藤さんの貴重(?)な真剣な表情です。
RENT2015_03_23_3201.JPG

ベニー役のSpiさん
SpiさんもRENTカンパニー、長いですね。
RENT2015_03_21_3175.JPG

新・ジョアンヌ、宮本美季さん
宮本さん、知的な雰囲気で、弁護士であるジョアンヌに似合っていそうです!
RENT2015_03_24_3475.JPG

村井さんの笑顔!
RENT2015_03_25_3334.JPG
『RENT』連載、まだまだ続きますのでお楽しみに。


取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)

【バックナンバー】

【公演情報】
9月8日(火)~10月9日(金) シアタークリエ(東京)
10月16日(金)~18日(日) 森ノ宮ピロティホール(大阪)


チケット情報はこちら

前の記事「『RENT』稽古場レポート Part1」へ

次の記事「新トップ北翔海莉率いる新生星組、大劇場でお披露目!」へ

カテゴリー

ジャンル

カレンダー

アーカイブ

劇団別ブログ記事

猫のホテル

文学座

モナカ興業

谷賢一(DULL-COLORED POP)

劇団青年座

劇団鹿殺し

 はえぎわ

柿喰う客

ONEOR8

M&Oplaysプロデュース

クロムモリブデン

演劇集団 円

劇団チャリT企画

 表現・さわやか

MONO

パラドックス定数

石原正一ショー

モダンスイマーズ

ベッド&メイキングス

ペンギンプルペイルパイルズ

動物電気

藤田記子(カムカムミニキーナ)

FUKAIPRODUCE羽衣

松居大悟

ろりえ

ハイバイ

ブルドッキングヘッドロック

山の手事情社

江本純子

庭劇団ペニノ

劇団四季

演劇チケットぴあ
劇場別スケジュール
ステージぴあ
劇団 石塚朱莉