2015年3月24日アーカイブ

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井上芳雄が主演する舞台『正しい教室』が3月21日にZeppブルーシアター六本木で開幕した。ミュージカル界のプリンスが、気鋭の演出家・蓬莱竜太とともにガッツリと骨太なストレートプレイに挑む注目作。前日の20日には井上、共演する鈴木砂羽、近藤正臣が意気込みと見どころを語った。
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井上が蓬莱の書いたストレートプレイをやりたい、とラブコールを送ったことから実現した今回の作品。とある地方の小さな町、小学校の6年2組の教室に、かつて一緒に学んだ同級生たちがやってくる。現在はその学校で教師をやっている元クラス委員長の男の企画で、事故で息子を亡くしたかつてのマドンナを元気付けようと同窓会が開かれるのだ。思い出話に花を咲かせる同窓生たちだが、そこに厳しい指導で生徒たちに嫌われていた当時の担任教師がやってきて空気は一変。険悪なムードの中、思いもよらない過去の出来事が次々と暴かれていく...。

会見では井上が「僕は本当にやりたいと熱望して、今回の舞台をやらせてもらった。出来上がった台本もとても面白いと思いましたし、何度も何度も繰り返す百本ノックのような蓬莱さんの稽古も楽しかった」と振り返ると、嫌われ者のかつての教師を演じる近藤は「俺は苦しかったよ...」とポツリ。「もっと嫌われて、もっと嫌われてと繰り返されて...。物語のためだからいいんだけど、やっぱり精神的にキツかった!」と言う近藤に、マドンナ役の鈴木も「私の役もかなり傷が深い役。舞台上に居ながらずっと黙っているという、あまりこういう役をやらないので、家でも悶々としていました」と明かす。負けじと元委員長役の井上も「僕もどんどん状況が悪くなるという役なので、追い詰められていきました。この稽古に入ってからずっと胃の調子が悪かった(笑)。この役のような大ピンチになることはそうそうない!」と苦労をアピール。

とはいえ「やっている方は大変ですが、観る方は「ちょっと笑えるミステリかな」くらいの気持ちで気楽に、でも注意深く観てください」と近藤が楽しみ方を伝授。井上も「僕らと一緒に同窓会に参加するくらいの気持ちで観に来てください。思いもよらない体験が待っていると思います」、鈴木も「同窓会というテーマは皆さんにも近しい話題だと思います。その題材が蓬莱さんの手で迫力のある会話劇になりましたので、とても見応えのある舞台です」とそれぞれ見どころを語った。どんでん返しの連続から、各々が隠していた裏の顔が見えてくるスリリングな物語。一筋縄ではいかない物語を楽しんで欲しい。

六本木公演を経て、3月24日(火)には愛知・名鉄ホール、3月26日(木)には福岡国際会議場 メインホール、3月28日(土)には大阪・森ノ宮ピロティホールで上演。その後ふたたび東京に戻り4月2日(木)から19日(日)にPARCO劇場で上演される。チケットはいずれも発売中。
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げきぴあでは、初日前日に行われた囲み取材の様子も詳しくお伝えいたします。

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シアタークリエ「死と乙女」開幕中!

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シアタークリエ3月公演「死と乙女」が19日、日比谷シアタークリエにて開幕した。

開幕に先駆けて19日、東京都内にて公開舞台稽古と出演者挨拶が行われた。


あらすじと公開舞台稽古の様子
舞台は独裁政権が崩壊して間もなくの、南米のとある国。ポーリナ(大空祐飛)は、かつて独裁政権下で誘拐・監禁され、拷問を受けた記憶に今も怯えている。

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ある晩、弁護士である夫のジェラルドー(豊原功補)の車がパンクし、ジェラルドは通りがかりの医師・ロベルト(風間杜夫)に送ってもらったという。

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ロベルトの声を聞いたポーリナは、彼こそがシューベルトの四重奏曲「死と乙女」を流しながら自分を拷問した男だと確信する。

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火花の散るような激しい葛藤が繰り広げられる濃厚な心理劇。
何が正義で、何が真実なのか―3人それぞれにとっての真実と、そこに絡む駆け引きを解きほどき、人間の心に潜む「悪魔」をあぶりだします。
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演者挨拶コメント

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◆谷賢一(演出)
22年前に書かれた戯曲に新しい命を吹き込もうと劇場稽古をしてきた。国も時代も違うが、今の時代に通じるものが必ずある。

◆大空祐飛(ポーリナ役)
稽古中は苦しくて、膨大なせりふと難しい審理と戦ってきた。新進気鋭の谷さんに指導いただき面白い作品になったと思う。たくさんの人に見てほしい。

◆風間杜夫(ロベルト役)
今日的に意味のあるお芝居。ほぼ1ヶ月近く、緻密にデリケートなお芝居を作ってきた。きっと皆さんに満足していただける舞台成果になっていると思う。


【公演情報】
東京公演は3月28日(土)まで上演中 日比谷シアタークリエ(東京)

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