2015年2月26日アーカイブ

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こまつ座&世田谷パブリックシアター『藪原検校』が2月23日、東京・世田谷パブリックシアターで開幕した。盲目に生まれつき、盲人の最高位である検校に上り詰めようと悪の限りを尽くす二代目藪原検校という架空の人物の生涯を、井上ひさしが力強い筆致で描いた偽評伝劇。井上戯曲の中でも最高傑作のひとつとして挙げられることも多い傑作だ。主人公・二代目藪原検校は、2012年にも主演し絶賛された、野村萬斎が演じる。

時は江戸、東北塩釜。親の因果から盲に生まれた杉の市は、手癖が悪ければ手も早い生まれながらの悪党。師匠の女房を寝取り、挙句の果てにいざこざから人を殺めてしまう。運命の坂を転がり落ちるように師匠、実の母と殺人を重ねていく彼が目指すのは、盲人の最高位である検校の位。様々な悪事を重ねた上、江戸の地で藪原検校のもと貸し金の取立てで頭角をあらわし、ついに二代目藪原検校の襲名も目前に迫るが......。
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"目明き"に対する強いコンプレックスから、揺るぎない地位につくことに執着し、そのためには手段は選ばない。大悪事の数々を躊躇なく重ねる杉の市だが、その行動原理はシンプルだ。萬斎は、そのコンプレックスから生まれるパワーを荒々しくも軽妙に体現していく。欲望を全身から立ち昇らせる萬斎・杉の市は生命力に溢れている。ふだんの彼の端整な顔立ちが想像できないほど下品に顔をゆがませ、エネルギッシュに演じる姿に、目をそらせない。


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現在紀伊國屋ホールの公演中のつかこうへいトリプルインパクト「いつも心に太陽を」。

先日行われたゲネプロの写真をご紹介です!

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かつて風間杜夫と平田満の伝説を作ったとも言える名作として知られている。

この作品を、シリーズのレギュラー演出家、岡村俊一の手により再現する。

「いつも心に太陽を」は「ロマンス」の原作であり、くしくも、岡村と中屋敷は新旧、演出バトルを展開することになる。

出演は、つかこうへい紀伊國屋公演では、もはやレギュラーと呼ばれる活躍を続ける柳下 大 そして、その恋人に、昨年のつかこうへいダブルス公演で、実力、人気を確実のものにした高橋龍輝 が抜擢された。

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(左)柳下大 / (右)高橋龍輝

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チケットぴあでは明日2/27(金) 23:59まで当日引換券を発売中です!

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公演:2/12(木) ~ 3/2(月)

会場:紀伊國屋ホール 

当日引換券 6500円

[作]つかこうへい [演出]岡村俊一

 [出演]柳下大 / 高橋龍輝 / 武田義晴 / 須藤公一 / 鮎川太陽 / 土井一海 / 高橋直人 / 大石敦士 [ゲスト]あり

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