『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』稽古場に潜入! part2

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ミュージカル『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』稽古場レポートの続きです!
(part1はコチラ

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げきぴあをご覧になっている皆さまはすでにご存知かと思いますが、改めて。
このミュージカルは、パイロット、医者、弁護士などになりすまし、若くして大金を手にした天才詐欺師と、それを追いかけるFBI捜査官の追跡劇を描いた物語です。

レオナルド・ディカプリオ&トム・ハンクス主演映画でも知られていますが、もともとはなんと、実際にあった話!
嘘のような本当の話、ってまさにこのこと。


主人公である詐欺師、フランク・アバグネイルJr.を演じるのは松岡充さん。
この日の稽古場では松岡さん、冒頭のシーンでコートを脱ぐと...
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背中に『キャッチ・ミー...』のチラシが!
取材陣へのサービスでしょうか!?
松岡さんのいたずらっ子な横顔が垣間見えた瞬間でした。

そんなフランクは劇中、様々な職業に化けていきます。
その化けっぷりを少しだけご紹介!
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catchme-14061304.JPGcatchme-14061305.JPG松岡さん、稽古場でもすでにイキイキと楽しそうに様々な職業に化けています!
得意げな顔がチャーミング。
(個人的には、高校生時代のその"少年っぷり"がスゴイ!!と思った担当です)


一方で、なぜフランクがそんな世界へと足を踏み入れていったのか。
彼のバックボーンである、両親とのちょっとやるせないストーリーも。
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母親ポーラ・アバグネイル役の彩吹真央さん。
息子にはもちろん愛情を持ちつつも、どうしようもなく"女"であるポーラ。
元宝塚の男役スターである彩吹さんも、今まであまり見せたことのない表情を見せてくれそう。
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父親フランク・アバグネイルSr.役、戸井勝海さん。
もしかしたら父親としては失格、なのかもしれませんが、
息子は父親が大好きなんだろうなあ...。
父と息子のシーンは、明るさの中に、ちょっと切なさもあって...。
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...と、しっとり部分からご紹介してしまいましたが、
このミュージカル、とにかくダンス!ダンス!ダンス!!な印象です。
ブロードウェイ・ミュージカルらしい華やかさ、カッコよさ!
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そしてこの方も踊っちゃってます!
フランクの宿敵、FBI捜査官カール・ハンラティ。
今井清隆さん。
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こんなに踊る今井さんを見るのは久しぶりな気がしますよ!!
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しかもハンラティを中心としたこのシーン、Jazzyで超・カッコイイ!
乞うご期待!!


稽古場レポート part1でもご紹介した、ハンラティの部下トリオの個性にも注目してくださいね。
キレ者? ブラントン捜査官、鎌田誠樹さん
新人類? ダラー捜査官、海宝直人さん
オチ担当? コッド捜査官、ひのあらたさん
です!
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コッドさん何を被ってるんですか!
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...このワンカットだけで3人の個性が伝わるのでは...。
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いよいよハンラティがフランクを追い詰める!?
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いえいえ、そんな簡単にはいきませんよ!
(映画でも名シーンですね!)

アタマを抱えるハンラティさん。
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少しシーンはすすみます。
フランクが恋をするブレンダ・ストロング役は、新妻聖子さんと菊地美香さんのWキャスト。
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ふたりともピュアそうで、そして可愛らしい幼さがあって、キュートなブレンダです!
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ブレンダの父母は、治田敦さんと、小野妃香里さん。
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そして映画でも効果的に登場した、「クリスマスの電話」もちゃんと登場。
松岡フランクの孤独に対し、
今井ハンラティの包み込むような温かい声。
やはり舞台でも、不思議な効果を生み出してくれそうな予感がしました。
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とにかくスピーディに物語が展開し、しかも皆さん良く動く!
カッコイイ音楽にカッコイイダンス!!
...なのですが、ふっと胸に切なさや甘酸っぱさがよぎる、なんとも不思議な作品になっていそうです。

いよいよ今週末開幕、お楽しみに!


取材・文・撮影:平野祥恵(ぴあ)

【公演情報】
・6月21日(土)~7月13日(日)シアタークリエ(東京)
・7月16日(水)愛知県芸術劇場 大ホール
・7月18日(金)~20日(日)梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ(大阪)

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