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大阪四季劇場で12年ぶりに上演中のミュージカル『ライオンキング』。大阪公演開幕1周年を記念し、10月27日、特別カーテンコールが行われた。
ディズニーアニメを原作とした『ライオンキング』は、アフリカのサバンナを舞台に、ライオンの子・シンバが父の死を乗り越え、王位継承者として逞しく成長していく様を描いた物語。"サークル・オブ・ライフ(生命の連環)"をテーマに、生命の営み、親子の絆、心の成長が綴られる。
本編終了後、「大阪公演 1周年」と書かれた看板が登場。出演者を代表し、この日シンバ役を務めた南晶人が「昨年開幕した『ライオンキング』大阪公演は、1周年を迎えます。これもひとえに作品を愛し、育んでくださった皆様の厚いご支援の賜物と、俳優、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。また、新たに来年8月31日までの延長も決定いたしました。これからも、多くのお客様に作品を楽しんでいただけるよう、毎公演、精一杯努めてまいります。どうぞ、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます」と、感謝の意を述べた。
続いて、キャスト全員により、劇中のナンバー『He live in you(リプライズ)』が1周年特別バージョンで披露されると、客席はスタンディングオベーションに。興奮冷めやらない観客から惜しみない拍手が贈られ、幾度となくカーテンコールが行われた。
壮大なストーリー、動物そのものの動きで魅せる役者たち、影絵や歌舞伎、文楽の要素を取り入れた表現にイマジネーションをかき立てられ、アフリカンビートを刻むミュージカルナンバーに心揺さぶられる。さらには、関西弁の軽妙な会話で魅せるユニークな演出と、大人も子どもも、さまざまな目線で楽しめる本作。連日大盛況の大阪公演は、2014年8月31日までの公演期間延長が決定。1度ならず2度3度観ることで、新たな魅力に気付くはず。
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