老朽化のため2010年より建て替え工事を行っていた東京・歌舞伎座が、2013年4月2日、ついに「こけら落とし公演」の初日の幕を開けました。
歌舞伎ファンにとっては待ち望んだ日がようやく訪れたという記念すべき日ですね。
雨にもかかわらず、大勢の観客が歌舞伎座前に長蛇の列を作った、なんてニュースをみると、早く歌舞伎座に行きたくてうずうずしている方もいるのでは?
そこで、ぴあでは先日マスコミ向けに行われた歌舞伎座内覧会の模様をご紹介いたします。
新開場した歌舞伎座は1889年の初代から数えて5代目(第五期)となります。
第四期との一番の違いは29階建ての歌舞伎タワーが併設されていること。
とはいえ、歌舞伎座の外観は昔のままという印象。
それもそのはず、前期の意匠を踏襲した外観は、唐破風屋根、飾金物(前期のものを再使用)、歌舞伎座の座紋・鳳凰丸が入った提灯、そして櫓と歌舞伎の殿堂にふさわしい風格あるただずまいがそのまま再現されています。
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