2013年1月23日アーカイブ

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■劇団四季創立60周年 特別連載■


劇団四季創立60周年記念公演のひとつ、『この生命誰のもの』が1月20日より東京・自由劇場で上演されている。"生の自己決定"をテーマにした社会派ドラマ。初演は1979年だが、現代にこそより深く突き刺さるシリアスな内容で、観客に強く問題提起を投げかけるとともに、演劇的にも見どころに満ちたものとなっている。Shiki_60th0502.JPG
舞台は病院の一室。ベッドに横たわり、快活に看護師らと会話を交わす男性・早田健は、しかし交通事故により脊髄を損傷し、全身麻痺で首から上しか動かすことができない。彫刻家である彼は、創作活動を奪われ話すことしかできない人生を苦痛とし、自ら「死」を選ぶことを考える。当然のことながら主治医である江間博士は医師の務めは患者を生かすこととし、「医の倫理」から彼の希望を退ける。すると早田は弁護士を雇い、「あらん限りの尊厳を保ちながら死ぬこと」を主張、退院をすること――それは死を意味する――を病院側に求める。病院は早田が自己の後遺症で抑うつ状態にあり、理性的な判断が下せないと主張。精神衛生法(1950年制定)に訴え、病院に拘束し延命治療を行おうとする病院側、それに対し人身保護法に訴える早田側と意見が対立。早田の「死ぬ権利」をめぐり、病院で異例の裁判が行われる......。Shiki_60th0501.JPG

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