京都を拠点に、全国へと作品を発信し続けるヨーロッパ企画。11月からスタートする新作舞台「月とスイートスポット」のツアーに向けて、稽古の真っ最中の彼ら。そんな中、俳優の永野宗典が10/29に福岡でキャンペーンを行いました。
ヨーロッパ企画が制作する人形劇「タクシードライバー 祗園太郎」のDVD発売記念イベントで、福岡市内のCDショップで店頭に立つ永野。監督として脚本も手掛ける彼が、DVD購入の方へサインとプレゼントをお渡しする企画です。
お客様を待つ、待つ。しかし、平日の早い時間のためか、人通りが少ない・・・。
待つこと数十分、半ばあきらめかけたその時、お客さんが次々と現れましたっ。 ホッ
サインを書く永野。
京都を舞台に観光名所からローカルな穴場スポットまで、街ネタもからめ、笑いあり、涙ありの物語が展開する「タクシードライバー祗園太郎」。元々はラジオドラマとして人気を博したキャラクターが発展して、紙人形と実写の全く新しい人情人形劇として映像化されたものです。じわじわと人気を博しているこの作品、DVD化に加え、NHKワンセグ2でシーズン2の放映もスタートしており、さらに、NHK総合テレビで2012年11月３日(土)午前１：45(※２日(金)深夜)から全20話の一挙放送が決定しました。
http://www.nhk.or.jp/giontaro/news/index.html
お次は、大学生が企画したトークショー「永野宗典 ヨーロッパ企画を語る夕べ」へと移動です。運営も学生たちが行うスタジオに着いた永野は、劇団を結成した学生の頃から14年間の活動と新作公演について、笑いも交えて約2時間お話をしました。ヨーロッパ企画の活動を語る上で大事なことは
「常に何か作り続けて発信してきたこと」
「場があったこと」そして「一緒に遊べたこと」だと言います、集まった学生達がその言葉に大きく頷いていたのが印象的でした。
斬新な劇構造、緻密なのにユルいという独特な魅力あふれる作品を放つヨーロッパ企画。今回の新作舞台「月とスイートスポット」は、ひと言で表すなら"漂流コメディ"だそうです。時空間を漂流するチンピラを演じる永野は「稽古していて、今までにない"浮遊感"を感じます。」と言うように、何やら今までと違った舞台に出会えそうな予感がします。
公演は11月9日(金)の滋賀でのプレビュー公演を皮切りに、京都、広島、福岡、名古屋、東京、大阪の7都市で巡演される。
10/30(火)配信ニュース
ヨーロッパ企画の新作は、時空を彷徨う"漂流コメディ"
