舞台全景はこんなかんじ。
無機質な鉄骨が立体的に組まれています。
このセットが、マークとロジャーが住むロフトになったり、道になったり、お店になったりしていくのは、新演出版とはいえ、オリジナル演出とも通じますね。
オープニング「RENT」より。
賀来マークと、ジュリアン・ロジャー。
ジュリアン・ロジャー、骨太な色気があって、今までの日本のRENTにはいなかったタイプかも。
こちらはTAKEさんコリンズ。
大人の魅力と、学者らしい知的さがあって、うん、コリンズぴったり!
個人的に、ベストアクトに推したい!
ヨウスケ・エンジェルの「Today 4 You」!!
ヨウスケ・クロフォードさん、声も、ダンスも、何気ない仕草も、雰囲気も、心優しいエンジェルそのものでした。
Jennifer・ミミの「Out Tonight」。
「Tango: Maureen」のシーンです。
西国原礼子さんのジョアンヌも、キャリアウーマンぽい強さと、モーリーンに振り回される可愛さがあって、良いです!
コリンズとエンジェルのとっても可愛いシーン「I'll Cover You」。
モーリーン登場!
モーリーンは上木彩矢さん。
上木さんのモーリーンも、アクが強いんだけど嫌味がなくて、素晴らしいです。そして初舞台とは思えない、歌はもちろん芝居もうまい!
「Over The Moon」、爆笑モノです。
そしてこのシーン、映像の使い方などが面白い。
賀来マーク。賀来さんは、マークが抱える孤独...というより「寂しさ」を、上手く表現されていました。
守ってあげたくなるマークですね。
この舞台観た女子はもれなく賀来ファンになるに違いない。
「La Vie Boheme」のシーンです。
盛り上がりましょう!
インターミッション。
「RENT」はクリスマスからクリスマスまでの話です。
RENTシーズン、といえば、クリスマス。
舞台上にはこんな小物がありました。
さて2幕、冒頭はかの名曲「Seasons of Love」!
お客さま、ハンドクラップをお忘れなく。
2幕はだんだん、シビアな方向へ物語が流れていきます。
こちらは「Contact」のシーン。
...巷でウワサ(?)の賀来さんのセクシーダンスも、お見逃しなく。
このあたりはもう、ハンカチなしでは観れません。
私、写真撮りながら泣いてました...
TAKE・コリンズの「I'll Cover You (Reprise)」の絶唱、耳でリフレインしています。
もうね、「Seasons...」と同じ並びの中、ぽっかり空いた空間がね、悲しすぎです。
「What You Own」のシーン。
ここの演出も面白いです!
雪が降ってきました...
駆け足でしたが、2012年版「RENT」、本当に素晴らしいです。
担当、自信もってオススメします。
「RENT」のテーマである「愛」。
その「愛」を、キャストひとりひとりが抱いて、作品に向かっているのがひしひしと伝わってきます。
RENTファンも、RENTを知らなかった人も、2012版「RENT」、好きになると思いますよ!
なお、上記ご紹介したキャストは、初日のメンバーでした。
ちなみにチケットぴあでは「レビューぴあ」というサービスをスタートさせています。
「RENT」良かった!感激した!この思いをどこかにぶつけたい!!という方は、ぜひこちらに書き込んでください!
【レビューぴあ】ジョナサン・ラーソン
公演は本日開幕!12月2日(日)までは東京・シアタークリエにて、12月6日(木)から9日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて行われます。
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