●ヒラノの演劇徒然草●
劇団四季が上演しているミュージカル『オペラ座の怪人』。
パリ・オペラ座の地下に棲む怪人が、歌姫クリスティーヌに恋をしたことから起こる不可解な事件を描いたガストン・ルルーの同名小説を元に、ミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーが音楽を担当し、1986年に誕生した作品です。
世界27ヵ国で上演され、総上演回数は65000回を超え、1億3千万人の人が観たという、世界的大ヒットになっています。
日本では1988年に劇団四季により初演。
観たことがなくても、「劇団四季のオペラ座の怪人は凄いらしい」という名キャッチコピーとともに、その存在は知っている!という人も多いのでは。
10月25日、この劇団四季『オペラ座の怪人』の来場者数600万人突破し、特別カーテンコールが行われました。
この日は通常カーテンコールのあと、ムッシュー・アンドレ役の増田守人さんが「この場をお借りして皆様にご報告があります。1988年4月に日本初演を迎えましたこの『オペラ座の怪人』は本日、通算600万人目のお客さまをお迎えすることとなりました」とご挨拶。
『600万人達成』の大看板もおりてきて、客席からは大きな拍手!
記念すべき600万人目となったラッキーな方は、母娘で観劇にきたという女性ふたり連れのお客さま。
「とっても華やかで感激しました。涙が出てきました」と観劇の感想を。
そしてパリ・オペラ座とも縁深いダロワイヨ(←マカロン美味しいですよねー)から贈られた特大"オペラ"が登場。
オペラといえば長方形のチョコレートケーキ。
ケーキの種類としてはメジャーですが、この名前、パリ・オペラ座に因んで付けられたんですって。
知らなかったー!
バレエの舞台をイメージして、長方形になっているそうです。
このお客さまにはこの日のキャストのサイン入りポスターなどが贈られていました。
客席からは「いいな~」の声も。
最後に増田さんが「これからも作品の感動をしっかりとお届けすべく、精一杯努力し舞台に務めてまいります。どうぞかわらぬご支援を今後ともよろしくお願い申し上げます」と語り、イベントは終了。
日本で600万人がすでに観た『オペラ座の怪人』、私も大好きなミュージカルです。
ミステリアスでロマンチックな物語に、とにかく美麗で迫力のある音楽!
まだ観たことのない方は、ぜひ!!
こちらは記念撮影のひとコマ。
この日の怪人は高井治さん、クリスティーヌは苫田亜沙子さん、ラウルは中井智彦さん。
『オペラ座の怪人』は現在ロングラン上演中。
現在は12月31日(月)公演分までチケットを発売しています。