4曲目は再び登場のマテ・カマラスさんのトートと、ルドルフ役・平方元基さんで『闇が広がる』。
作品屈指の人気ナンバーです。
平方ルドルフ、熱演。
小池先生が「美丈夫」と表現した平方さん、ほんとにスタイル良くてカッコイイです。
表情もいいですね~。
マントを翻すマテさんも素敵。
終わってなぜか照れ笑いのおふたりです。
『エリザベート』初参加ながら、小池演出への参加は2回目の平方さんは「相変わらず毎度毎度怒られて、日々頑張っています。本番までに小池先生のご指導のもと、自分なりのルドルフを作り上げてみなさんの前に現れることができたら」とご挨拶。
ご出身が福岡だそうで、地元の博多座に仕事で行って、そこに立つ姿を両親に見てもらえるのも楽しみ、と話していました。マテさんは、ルドルフとのキスシーンについて訊かれ、日本語で「キスは得意です」(!!)
場内爆笑の中、通訳さんが「得意なんで、ぜひ劇場にきていただいてご自分の目でご覧になっていただきたいということだと思います」とフォローをし、「そのとおりです(日本語)」と頷くマテさんでした。
最後は、春野寿美礼さんのエリザベートと、石丸幹二さんのトートで『私が踊る時』。
このナンバー、オリジナルにはなくて、日本版では2002年の宝塚版、つまり春野さんがトートを演じた花組公演から登場した曲です。
その春野さんは今回エリザベート初挑戦。
もともと歌唱力に定評のある方ですが、この日も素晴らしい楽曲披露でした!
石丸さんとの火花散るデュエット、鳥肌たちましたよ~。
エリザベートが自らの足で歩こうと、トートの誘惑をはねつけるこの曲。
こちらは余裕の微笑みでトートを見返す春野シシィです。↓石丸さんは前回公演に引き続き出演。「小池さんから、今回はクールビューティーで、と忠告がありました。前回はどちらかというとはちゃめちゃなかんじでしたので(笑)。少し大人なトートを目指していこうかなと思っています」とアピール。
春野さんは「エリザベートとして今、一生懸命に一歩ずつ前に進もうと歩いている最中。新たな発見がたくさんあります。そして山口さんと石丸さんとマテさん、3人のトートとやっていると、いつも振り向くと自分の想像以上に素敵なトートがそばにいらっしゃるので、いっそ身をまかせてしまおうかなという気になります(笑)」と笑顔で話していらっしゃいました。
先日掲載しましたエリザベート対談でも、春野さんは「リラックスしている」と言われていましたが、この日も終始笑顔の春野さんでした。
公演は、5月9日(水)から6月27日(水)まで東京・帝国劇場にて。チケットは発売中。売り切れ日も増えてきています、お早めに!
その後7月に福岡・博多座、8月に愛知・中日劇場、9月に大阪・梅田芸術劇場 メインホールでも上演されます。
こちらは最後、お客さまの退場を並んで見送っていたルドルフ君たち。