劇団四季『アイーダ』トークショー

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古代エジプトを舞台に、それぞれ国を背負う立場でありながら敵国の相手に恋に落ちる男女を描いたミュージカル『アイーダ』
世界最古のラブストーリーと言われ、ヴェルディのオペラなどでも知られる物語を、ティム・ライス&エルトン・ジョンのゴールデンコンビがミュージカル化した作品です。
日本では2003年に大阪にて初演。東京では2010年9月まで上演されていましたが、4月に1年半ぶりに東京の地に戻ってきます!

この公演を記念して3月12日、エジプト大使館という素敵な場所でトークショーが開催されました。
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出席者はエジプト・アラブ共和国全権大使のヒシャム・エルゼメィティ氏、エジプト考古学者であり早稲田大学名誉教授の吉村作治氏、劇団四季の樋口麻美、阿久津陽一郎。

物語はエジプトとヌビアの戦いという史実が背景にあるので、この時代のことを知ると作品をより深く楽しめることができます。
ということで、まずは吉村氏より、古代エジプトの国内事情・アラブ世界における位置付けなど一通りのレクチャーが。
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その後、出演者とのトークでは、阿久津さんから「マーケットのシーンに代表される古代エジプトの貨幣・通貨体制はどういうものだったのか?」、
樋口さんからは「現世で結ばれなかったカップルだが、現代エジプトの結婚事情はどうなっているか?」などの役柄のイメージを膨らませるための質疑応答が展開。
充実のトークショーになりました。
akutsu.jpghiguchi.jpg最後に吉村氏がミュージカル『アイーダ』のすばらしさに触れ、ベルディ(オペラ)は歴史の絵巻物で留まってしまったの対し、このミュージカルでは幕開けとラストのシーンに現代を加えたことでベルディが表現しきれなかったドラマを完成させたと絶賛。
必ず初日に観に行きますと約束していました。

公演は4月14日(土)に四季劇場[秋]にて開幕します。

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