舞台のウラ話from T1project produce:脚本・演出 友澤晃一

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この舞台の特色は、漫才コンビ『シーチキンサンライズ』の正村リョウ(岩崎大)と榊輝夫(平井孝幸)という二人の男を軸にしていますが、台本段階から重層的に物語を構成していることです。

つまり20人の登場人物の関係性が常に重複していて、それに伴って誰かが誰かに対して発するセリフが、第三者の誰かの心に響くように書いています。

また演出的にも、誰かが言動していても、第三者は他の言動をしているように構成しています。舞台上の誰かが発言すると、みんなが一つになってそれを聞いてしまうというような演出は極力していません。日常のように二人の人間が同時に会話をする場合もありますし、重要な会話の時にも他の誰かは関係のないことをやっていたりもします。

ですから、舞台の隅々にまで目を凝らして見ると楽しみが何倍にも膨れ上がりますが、そのすべてを一回の観劇で見ることは難しいかもしれません......。

そんな厚みのある作品ですが、僕自身は『芸人の世界』を借りて『人間の世界』を簡潔に表現しているつもりですし、登場人物たちのバカバカしい言動に楽しんでもらいながら『生きること』『死ぬこと』という普遍的なテーマが伝わるように創ったつもりです。

僕が考えているエンターテイメント「笑って、笑って、泣ける!!」シーチキンワールドにお越し頂ければ、ちっぽけな悩み事が霧のように消えていくことは間違いありません。 中野の劇場にて『シーチキンサンライズ』は、心よりみなさんをお待ちしております。

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