わたしが澤田慎司について知っている二、三の事柄 寺門敦子
澤田慎司は爽やかである。
爽田慎司、と書いても過言ではない。
まろやかで甘いマスク。長身で長い手足。
「テニスの王子様」に出てきてもおかしくない風貌である。
おまけに身体能力抜群。
稽古場では「澤田くんて何でも出来ちゃうんだねえええ」とよく言われている。
何をとち狂ったのか、そんな彼が今年から晴れて羽衣の一員となった。
そう、今までの羽衣にはなかった「イケメン」というカテゴリーが存在するようになったのだ。
だがしかし、彼の魅力は「イケメン爽やか好青年」というだけでは終わらない。
澤田慎司は、真正の『アニメヲタク』だったのだ!
「澤田くん、エヴァンゲリオンやって。」
とお願いするや否や嬉々として立ち上がり、携帯でテーマソングを流しながら
解説付きでエヴァのワンシーンを事細かに物真似してくれる。
そしてまたある時は酒を呑みながらポケモンについて熱く語りだし、しかもその目つきは尋常ではない。
イケメンなのに呑みながらポケモンについて熱く語る25歳って、結構わたしの中では衝撃だったんですけど、
世間的にはどうなんでしょうか・・・。
・・・てか、澤田くん、ほんといい子なんですよ。
せっかく面白おかしく書いてやろうと思ったのに、なんだろうこの敗北感。
ヲタクであることって別に欠点じゃないし!
むしろイケメンなのにヲタクっていうギャップ萌えとか存在するし!
地方からわざわざ観に来てくださる熱心なファンの方がいるのも頷けます。
ほんといいヤツなんです、澤田くん。
今回の「甘え子ちゃん太郎」では、わたくしと澤田くん、対になって、
あることを披露するシーンがあります。
それ、結構、澤田くんの得意技かも。
ぜひアトリエフォンテーヌに足をお運びくださいませ!
☆写真は、とある日の稽古で積み木に失敗した澤田くんでーす。ぷぷぷ。