8月17日(水)池袋・サンシャイン劇場にて、キャラメルボックス『降りそそぐ百万粒の雨さえも』インターンシップ企画が実施された。
インターンシップ企画はキャラメルボックスにとっても、チケットぴあにとっても、今回が初めての試み。キャラメルボックスの公演観劇とインターンシップ(劇場でのお仕事)がセットになった企画で、対象は、高校生、専門学生、大学生とこれから社会人になる学生の皆さん。当日は、開演前、開場中、終演後の劇場ロビーでのお仕事だけでなく、キャラメルボックスの脚本・演出を担当している成井豊さん、キャラメルボックスの製作総指揮の加藤昌史さん(お話をされる方は日替わり)のお話も聞ける。東京公演は、8月17日(水)14:00、19日(金)19:00、24(水)14:00の3公演、神戸公演は9月16日(金)19:00が対象。チケットはチケットぴあでのみ販売。
第一回目である8月17日(水)の11:30(開演の2時間半前)、どんなお仕事をするのかと期待と不安の表情を浮かべた10名の参加者がロビーに集合した。
まず始めに制作部から当日のお仕事の流れについての簡単な説明があり、その後、参加者全員で輪になって成井豊さんを囲み、成井さんのお話を聞いた。
普段は接することができない人気劇団の脚本家、演出家のお話に、参加者の皆は興味津々。座付作家としてどんな考えで脚本を書いているのか、作品を創っているのかという成井さんの熱い想いに耳を傾けた。
その後、3チームに分かれて、それぞれ開演前の準備にとりかかる。
各チーム毎にキャラメルボックスの制作スタッフがついて、仕事のやり方やどんな事に注意しながら取り組んでいるのかの話を聞き、作業を開始した。
開場直前にはスタッフ全員が集まり、この日の確認事項の共有が行われた。キャラメルボックスの恒例の開場前ミーティング。加藤さんの言葉に、ただ一回きりである"今日という日の公演"が始まるんだと、スタッフ全員の気持ちが引き締まっていた。
開場後は、入り口でのパンフレット渡し、グッズ売場での販売、キャラメルボックス会員のお客様への記念品渡しや記念撮影スペースでの撮影のお手伝い等、それぞれのポジションで、お客様としてではなく、キャラメルボックスのスタッフとして参加者達は仕事に取り組んだ。
賑やかなロビーでの大きな声出しに戸惑ったりする場面もあったが、「自分がお客さんだったらどうされたら嬉しいか」というキャラメルボックスのホスピタリティの原点に少しでも応えようと、それぞれが意識して働いていたように見えた。
開演の時間になると参加者たちもお客さんと一緒に公演を観劇。
終演後は、ロビーでのお仕事を再開。
17日(水)19:00の回は、キャラメルボックスの女優である坂口理恵さんの2500回目のステージだった為、2500回出演を記念したオリジナルグッズをお客様全員に配るお仕事や、グッズ売場での販売、アンケート回収等、今度は開演前とは違う仕事を体験した。
お客様が全員帰った後、スタッフ全員での終演後のミーティングが行われ、第一回目のインターンシップ企画は終了した。
参加者からは、「いつもキャラメルボックスのロビーはあたたかくて、とても居心地が良いのですが、それはスタッフさん一人一人の努力や気遣いがあってこそだとわかりました。」
「プロの方々とお仕事ができたのは嬉しいし、どんなときもきちんと仕事(プロ)として立たなくてはならないんだなと思いました。」といったキャラメルボックスのスタッフ達の仕事に対する高い意識についてや、「普段とは逆の立場になることで、また演劇の違う面を見ることができて面白かったです。」など通常できない立場での体験についての感想が多く聞こえた。中には「実はキャラメルボックスの劇を見るのは初めてだったのですが、すっかりファンになりました。」と言っていた方も。
インターンシップチケットは一部公演回のみ、発売中。
http://pia.jp/a/caramel-furiame/(PC・モバイル共通)
※ ご用意しております枚数がわずかの為、予定枚数が終了している可能性があります。
何卒ご了承下さい。
また通常の公演チケットも発売中。
「降りそそぐ百万粒の雨さえも」東京公演は、8月28日(日)までサンシャイン劇場、名古屋公演は、9月3日(土)~4日(日)まで名鉄ホール、神戸公演は、9月10日(土)~18日(日)まで新神戸オリエンタル劇場にて。
親子特別チケットや公演前日までWEBでチケットを購入できる当日引換券もお見逃しなく!
チケットはこちらから⇒http://pia.jp/t/caramelbox/