ボクの名は 富川一人
昨年の「春々」での出演者オーディションからの出演を経て、
今回で三回連続出演となる富川一人くんことトミー。
知り合ったのは随分前で、
初共演は、5年前、温泉きのこにて。
会った時は、ミクシイ!と叫んでいた記憶があるのだけど、
この前は、ニコ動!と叫んでいたネットワーク青年である。
ニコニコ動画をニコ動と言うのを初めて知った。
彼は言う。
「ボク、韓国の人と見られることがよくあるんですよ」。
彼はまた言う。
「でもボク、富山県から来た富川です」。
韓国人っぽいなまりが異常にうまいので翻弄される。
以前、大人計画にもよく出ていて、
相当な力はあるのだけど、
彼が限界の中で闘うところが見てみたいのです。
はえぎわでも全然面白いし、彼を楽しみにしてるお客さんも増えてきているのだけど、
これまで、実力内のことしかやらせてあげれてないのが、申し訳なく思ったり、
どうでもよかったり。
ふと思った。
いつか、「真夜中」とかで(僕のもう一つのユニット)、
役者が存分に活躍するだけの、そのためだけの舞台やってみたいな。
台本はイマイチなのを用意して、役者が面白くするしかないみたいな。
その時、トミーは、もし出演してたらですけど、きっと、劇場を突き破る程の輝きを見せるのでしょう。
どうでもいいですけど。
そんな富川一人が、今回にでもその輝きを見せてしまうかもしれない今公演。
お楽しみにです。
今日は三茶にて稽古。
同じ役を何人もの人にやってもらったりしたのだけど、
見事に皆違うので面白い。
個性のある皆が羨ましい。