舞台のウラ話 from 岩松了プロデュース「カスケード ~やがて時がくれば~」 vol.1 スタッフS

<第一回>

「国民傘」「シダの群れ」の記憶も新しい、作・演出家の岩松了が、
久々に、自身のプロデュース公演を立ち上げました!
タイトルは「カスケード~やがて時がくれば~」。
いよいよ来週16日(水)に幕を開けます。


岩松さんと出演者たちの白熱した稽古をこの場をお借りしてレポートしていきたいと思いますが、
第一回目の今回はまず、タイトルの「カスケード」の意味を少しご説明......。


「カスケード」
1,階段状に水の落ちる滝。
2,傾斜地にある庭園などで、階段状に流した水の流れ。(大辞泉より)


キャリアも年齢もこれからの若者たちが集まって、一つの作品を創る様子を、
いくつもの水の流れが一つになって小さな滝が出来る「カスケード」という言葉に託しました。
実際、主な活動の場が映像作品である俳優が多く、初舞台の人も何人か。
ところが、岩松演出を受けるのが初めてとは思えないほど、すごく自然なんです。
いい滝が出来そう......どうぞご期待ください!


最後になりましたが、この企画が生まれた経緯について、企画発案者の方からコメントを頂きました。
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岩松了さんの所属事務所「鈍牛倶楽部」にて、不定期で行われていた若手俳優達のワークショップをきっかけに、
かねてより岩松さんが仰っていた「若手とともに創作してみたい」という想いに甘え、
岩松さんと鈍牛倶楽部さんのご協力を得て具現化させていただける事となりました。
「岩松了プロデュース」とし、岩松さんの新作書下しでプロジェクトが立ち上がり、
鈍牛倶楽部の所属俳優を中心に、縁のある若手俳優達が集まり、2010年1月よりワークショップを積み重ねてきました。
物語は「かもめ」を上演しようとする集団の青春群像劇で、配役の役名と出演俳優名が同じという設定の、まさに各々の若手俳優の"今"の状態が舞台上にて表出されます。
ご来場お待ちしております。
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明日からは、出演者を紹介しつつ、稽古場の雰囲気をお伝えしていこうと思います。
それでは、また明日。


cascade01.jpg

スタッフS

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