初日が開きました。
75分くらいの芝居なんだけれど、メチャクチャ疲れます。
歳のせいかなと思いました。でもそれだけじゃないようです。
なんか念力みたいなものをうんうんと念じているような感じです。
その場で何が起こるかわからないところがあって、全神経を集中させながら
しかも全方向に開いているようなそんなイメージです。
こう書くとかっこいいですが
本当は「ビクビクとオドオドの間」と言った方がいいかもしれません。
いや、稽古中はそうじゃありませんでした。
俳優四人(あと、稽古場にいた演出助手や制作も巻き込んで)で絵を描いたり、
大國魂神社に初詣に行ったり、
ゲーセンでメダルゲームをしたりと、
稽古というよりもほとんど遊んでいたようなものです。
なんかサークルの活動みたいな感じ。
岩井君も「稽古やりたくねー」とか「力抜いて、台詞の確認だけしよー」とか言うもんだから
思いっきりリラックスしてやっていたのですが
ゲネプロ(最終リハーサル)になったら岩井君の本気ッぷりが炸裂して
別の芝居かと思うほど密度の濃い空間と時間に変貌したのです。
ハイバイ vol.23 from 松井周の続きを読む