青年団の菅原直樹です。
今回で岡崎藝術座には二度目の出演になります。前回は去年で、アルトーの『チェンチ一族』のリーディング公演でした。二年前くらいに駒場アゴラ劇場で『リズム三兄妹』を観たときから岡崎藝術座のファンでしたので、今回の本公演にも出演できてとても嬉しいですし、出演してみてやっぱり楽しいです。
神里さんの舞台はいつも役者が魅力的で、いろんな役者さんが「出てみたいけど、やりたくはない」と思うようです。その気持ちはとってもわかります。
ぼくも出演が決まったときはもちろん喜びましたが、一方で何をやらされるんだろうとかなりビビりました。実際に、リハーサル中は緊張感が走るときがあります。即興で詩を詠まされるときがあります。全力で悪ふざけをすることが要求されるので、そのための体力・イメージ作りが欠かせないのです。
ぼくは怠けものなので、例えば筋トレとかは日常ではあまりやらないのですが、悪ふざけのためなら面白いからがんばろうと思っています。